目次
【資金別】資産運用の選び方
【運用期間別】資産運用の選び方
【資金別】資産運用の選び方
次に、手持ち資金別の資産運用の選び方について見ていきましょう。
少額から始めたい場合
少額から始めたい場合は、積立投資がおすすめです。
年間利回り1%の資産運用をした場合、元本1万円では年間100円しか増えませんが、1,000万円あれば10万円、1億あれば100万円になります。
つまり投資は元本が多い方が有利で、元本が多ければリスクを抑えても大きな利益を出すことができるのです。
したがって少額からでも積み立てて、時間をかけてでも元本を増やすことを心がけましょう。積み立てをしなければ、元本はまったく増えません。
100万円を貯めるのにおすすめの方法
元本が100万円を超えると、投資の利益が徐々に生活にプラスの効果を与えるようになり始めます。
まずは資産運用の効果を出すために、元本100万円の確保を目指して行きましょう。
年齢にもよりますが、100万円を貯めるまではあまりリスクは取らず、預貯金や定期預金などを活用することをおすすめします。
20代など若い世代であれば、少額投資でコツコツ100万円を積み上げて行くのもよいでしょう。
1,000万円を使って資産運用する方法
1,000万円の元手があれば投資効果は大きくなりますが、投資はリスクがあるためすべてを投資に回すのではなく、一部は貯蓄、一部は投資というように使い分けるのがおすすめです。
こうすることで投資リスクを負っても預貯金が残るため、投資の失敗で多くのお金を一度に失うことは避けられます。
また1,000万円の元手があるならば、一部を頭金として活用して不動産投資も検討してみましょう。
不動産投資は、家賃収入という不労所得が得られるため、将来にわたって継続的な収入を期待できます。
【運用期間別】資産運用の選び方
運用期間が短い時、長期投資ができる場合、それぞれどのような運用をすればいいのか解説します。
短期投資
短期投資では、長期投資や積立投資の効果が得られないため、株式投資や投資信託はあまりおすすめできません。
元本を減らしたくない場合は、一時払いの個人年金や定期預金、少しリスクを取れるのであれば配当金狙いの一般NISAを活用した株式投資、分配金狙いの投資信託での運用を検討しましょう。
長期投資
長期投資は投資におけるリスクを抑える効果があるため、長期投資ができる時間があるなら、多くの投資商品に応用できます。
そのため一般NISAを活用した株式や投資信託など値動きするリスクのある商品の活用がおすすめです。