落ち着いた雰囲気のカフェで休息

展示をすべて見終わったあとは、こちらのカフェで休息をするのがおすすめです。
スタッフはとても親切で感じが良く、空いていたせいかいろいろとフレンドリーに話しかけてくれました。こちらは、天候の影響でたまにインターネット回線がつながらなくなるそうで、カードが使えないこともあるのでキャッシュを持ち合わせていた方が良さそうです。

カフェラテを注文しました。お洒落な陶器で飲むと一層おいしく感じられました。

春から秋にかけて晴れている日は、中庭で軽食をとることも可能です。丸いガラスがはめられた窓が、子どもの頃にどこかで読んだような物語の窓に似ていてワクワクさせられました。
まとめ

アイルランドの人々は大飢餓や時代の変化によって、日本と比べるとだいぶ急激な変化を求めらました。今では、世界中の多国籍企業がアイルランドに進出し、最新の2021年のIMFの統計では、一人当たりの名目GDPでは、世界で2位になるほどに成長しました。
手に入れたものがあれば、失ったものも多く、それを肯定も否定もせずひたすら突き進む。今回の博物館訪問は、そんなアイルランドの歴史の流れの一部を切り取った世界で、失われた世界の中に光を見つけることができました。
この時代の人々の苦境に耐える姿や何も無いところから物を生み出す姿は、これから、物質的に厳しい時代を生きねばならない未来の人々に生き抜くヒントを与えてくれることでしょう。アイルランドに住んでいる人にも、日本から来た人にもぜひ、おすすめしたい博物館です。
National Museum of Ireland - Country Life
- 住所: Turlough Park House, Gortnafolla, Castlebar, Co. Mayo, F23 HY31
- 営業時間:10~17時(日・月曜は13時~)
文・写真・Maroon/提供元・たびこふれ
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