API連携とはAPI(Application Programming Interface)を使用したアプリケーション同士の連携です。他社の既存サービスを実装できるため、開発コストと時間を大幅に抑えながら新たなサービスを展開できます。
ここ数年急速にAPIの利用が広まってきており、事業を拡大するうえでは欠かせないものになってきています。
本記事ではAPI連携についての詳しい説明とメリット・デメリット、実装手順を解説しました。本記事を読むことで導入するAPIの選ぶ基準や注意点がわかります。
APIとは
APIとは、アプリケーションやソフトウェア同士が情報をやり取りする際に使用するプログラミング上の窓口です。USBメモリが、外部のデバイスとパソコンを繋げるように、APIはアプリケーションやソフトウェア同士を繋げます。
APIは、Web上に使い方やルールが公開されていて誰でも無料で使用できます。アプリケーション同士を繋げることで、機能性を拡張させてより便利なサービスを作るのがAPIの目的です。
API連携とは
API連携とは、APIを使用したアプリケーション同士の連携です。APIを通じて、アプリケーションのサービスとデータを連携させることが可能になります。API連携を使用することで、すでに開発されている他のアプリケーションのサービスを利用できるため、アプリケーションの機能を一から開発する手間を省けます。
タクシー手配アプリケーションは、API連携を利用したアプリケーションの1つです。 タクシー手配アプリケーションでは、顧客の位置情報とアプリケーション内でのカード決済が可能になっていることが多いです。
今までは、顧客の位置情報がわかるようにGPSの開発などを自社で行う必要がありました。しかし、API連携による恩恵ですでに開発されているソフトウェアの利用ができるため、簡単にサービスを開発できるようになっています。