レコメンドエンジンを10種類紹介していきます。サイトの規模別におすすめのレコメンドエンジンを特徴、機能などを比較し、まとめています。

レコメンド機能とは、膨大な購買履歴などをもとに関連性の高い商品やコンテンツをおすすめする機能です。しかしレコメンド機能を使えるサービスの種類が多く「どれが自分に適しているの?」と困っている方も多くいます。今回はそんな方のためにレコメンドエンジンを紹介します。

【この記事でわかること】

  1. レコメンドエンジンとは?
  2. レコメンドエンジンの機能
  3. レコメンドエンジンのメリット
  4. おすすめのレコメンドエンジン
  5. レコメンドエンジンを選ぶポイント

目次
レコメンドエンジンとは?
レコメンドエンジンの機能
協調フィルタリング
コンテンツベースフィルタリング

レコメンドエンジンとは?

レコメンドエンジンとはユーザーの好みに合う商品や関連性の高い商品を「レコメンド(おすすめ)」する機能を持つツールです。

過去の閲覧履歴や購入履歴データをもとに類似商品や関連商品をユーザーにレコメンドします。レコメンドエンジンは選択肢を増やしてより多くの商品の購入を促す役割を担っています。

ECサイトにおける「この商品を買った人は、こんな商品も買っています」という表示などが、レコメンドエンジンを活用している箇所に該当します。

レコメンドエンジンの機能

レコメンドエンジンの機能は大きく「協調フィルタリング」と「コンテンツベースフィルタリング」の2つに分けられます。

それぞれ説明していきます。

協調フィルタリング

協調フィルタリングとは、好みの近いユーザー同士は同じものを買うだろうという予測をもとにしたレコメンド手法です。

この手法を可能にするために、サイト内の行動履歴を収集し、そのデータをもとにユーザーの行動や閲覧履歴を分析します。

それをもとにして、似ているユーザーの趣味趣向を分析します。それによって、ユーザーの好みに近い商品やコンテンツだけでなく意外性のあるものもレコメンドできます。

コンテンツベースフィルタリング

コンテンツベースフィルタリングとは、ユーザーの閲覧しているものからユーザーが興味を示しやすいと予測される類似商品をおすすめするというレコメンド手法です。

この手法を可能にするために、商品に何かしらの特徴量を付与します。

それをもとにして、特徴が似ている商品をレコメンドします。それによって、行動履歴がない新規ユーザーにもレコメンドできます。