目次
アドワーズ(現Google広告)のデメリット
アドワーズ(現Google広告)の始め方
アドワーズ(現Google広告)のデメリット
グーグルアドワーズ(現Google広告)には2つのデメリットがあります。
● キーワードによっては予算が高くなる可能性がある
● LPの品質が悪いと表示回数が落ちる
それぞれ解説します。
キーワードによっては予算が高くなる可能性がある
検索結果で表示される広告と掲載順位は、オークションのような仕組みで決定されており、その結果に応じて、表示された広告のクリックで発生する広告費用が変わります。
1クリックの広告費用は、広告掲載するためのキーワードに対して設定した入札単価をもとに、検索のつど入札処理が行われて決定されます。
そのため、人気のキーワードに対して広告掲載するには、オークションでの入札に勝ちやすくする必要があるため、入札単価が高くなるでしょう。
キーワードによっては、1クリックが数百円から数千円になるケースも考えられるため、キーワード選定が適切でない場合、予算が想定以上に高くなる恐れがあります。
グーグルアドワーズには、入札単価シミュレーションなどのツールも用意されているため、予算に応じた入札価格設定と適切なキーワード選定を検討することが重要です。
LPの品質が悪いと表示回数が落ちる
グーグルアドワーズでは、LP(ランディングページ)に対する品質スコアが設定されます。
品質スコアとは、Google社の基準でユーザーが広告を目にした際に感じる経験、たとえば検索キーワードとの関連性や広告ページの利便性を評価した数値のことです。
検索結果に表示される広告は、品質スコアを一つの要素として決定される広告ランクによっても、入札オークションの勝ちやすさが変わります。
そのため、GoogleにLPの品質が悪いと判断されてしまうと広告ランクが下がり、結果として広告の表示回数が落ちてしまいます。Googleは一定の品質基準を満たしていない広告は表示しないため、最悪の場合は、まったく広告が掲載されない恐れもあるでしょう。
品質スコア自体はあくまでも目安とされていますが、LPの質が悪い場合に広告表示回数が落ちるのは間違いないでしょう。このため、しっかりと質の高いLPを作成することが重要です。
アドワーズ(現Google広告)の始め方
グーグルアドワーズ(現Google広告)の始め方は下記のとおりです。
● Google広告アカウントを作成する ● 掲載内容を決定する ● 遷移先(LP・Webサイト)を指定する ● 予算を決めて運用を開始する ● 広告のPDCAを回す
それぞれ順番に解説します。
Google広告アカウントを作成する グーグルアドワーズを始めるには、最初にGoogle広告アカウントを作成する必要があります。Google広告アカウントを作成する際は以下の情報が必要になるため、事前に準備しておくと設定作業をスムーズに進められます。
● 商品やサービスの名称
● 住所、電話番号
● グーグルアカウント
● ビジネス用のメールアドレス
● 宣伝したいコンテンツ(Webサイト、LPなど)
● クレジットカード
必要な情報が用意できたら、グーグルアドワーズ(現Google広告)のWebページで、画面の指示に従って各種設定を進めていきましょう。
掲載内容を決定する
掲載する広告は、商品やサービス、掲載先に合わせて、適切な広告内容で作成する必要があります。
自社の店舗の広告であればWebサイト、商品販売であればLP、商品紹介のための動画など、広告掲載の方法や方針をしっかりと定めて、掲載内容を決定し広告作成を行いましょう。
遷移先(LP・Webサイト)を指定する
グーグルアドワーズの広告は、キャンペーンという単位で管理します。掲載する広告が完成したらキャンペーンを作成して広告設定を行います。
広告掲載の目的、広告の種類、掲載する範囲などの配信条件などを設定して、掲載する広告の遷移先を設定しましょう。
予算を決めて運用を開始する
掲載内容が設定できたら予算の設定を行います。入札単価や1日の平均予算などを目標の売上から逆算して決めるなど、広告掲載による費用対効果を考えて運用を開始しましょう。
広告のPDCAを回す
広告掲載を開始したからといって完了ではありません。広告掲載後は、広告効果をより高めていくためにPDCAを回していくことが非常に重要です。クリック率や成約率のデータをチェックし、問題点を見つけて対応を行い、広告効果の最大化を目指しましょう。