グーグルアドワーズ(現Google広告)は、Web上で行う広告戦略において欠かせないサービスです。グーグルアドワーズをうまく活用できれば、予算が少ないなかでもコンバージョン(成約)率をあげて、企業の業績向上につなげられます。
そのため、グーグルアドワーズを使って、広告を出稿したいと考えている人は多いでしょう。しかし、グーグルアドワーズの利用を考えてはいるものの、どのようなサービスなのかよく分からないため、使うことができずに悩んでいるのではないでしょうか。
本記事では、グーグルアドワーズの基本的な知識を解説するとともに、グーグルアドワーズの始め方についても説明しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
アドワーズ(現Google広告)とは?
アドワーズ(現Google広告)の主な掲載(出稿)先
アドワーズ(現Google広告)とは?
グーグルアドワーズ(現Google広告)とは、Google社が提供しているWeb広告や、広告管理、広告運用に使うサービスの総称のことです。2022年11月時点での正式名称は、Google広告です。
2018年の名称変更前は、Google AdWords(グーグルアドワーズ)が正式名称だったため、当時の名残から現在もグーグルアドワーズと呼ぶ人もいます。
少しまぎらわしいのですが、グーグルアドワーズとGoogle広告はほぼ同じサービスを意味するため、両方の名称を覚えてしまうのが良いでしょう。グーグルアドワーズは、アカウントを作成することで利用が可能になります。
管理画面で掲載先や掲載タイミングなどを設定することで、Googleの検索結果やGoogleが提携しているWebサイト、YouTubeに広告を掲載できます。
アドワーズ(現Google広告)の主な掲載(出稿)先
グーグルアドワーズ(現Google広告)の主な掲載(出稿)先は、下記の3つです。
● 検索結果
● Webサイト
● 動画(YouTube)
それぞれ順番に解説します。
検索結果
検索結果とは、主にGoogleの検索エンジンで入力した検索キーワードに応じて表示される結果のことです。
検索結果に表示される広告は、リスティング広告とも言われます。
たとえば、Google検索で「アドワーズ」と入力して検索すると、検索結果のトップに「広告」と記載されたものが表示されます。この「広告」と記載されたものが、グーグルアドワーズの広告です。
検索結果に掲載される広告は、グーグルアドワーズの管理画面で設定した検索キーワードに連動して、広告掲載を行います。
ユーザーのニーズにあったキーワードをうまく選定できれば、購入意欲の高いユーザーを狙って効率よく広告掲載ができるでしょう。
Webサイト
Webサイトとは、主にGoogleと提携しているWebサイトやモバイルアプリケーションの広告枠のことで、ここで表示される広告はディスプレイ広告とも言われます。掲載される場所は、大手メディアのWebサイト、個人ブログ、各種モバイルアプリケーションとさまざまです。
商品に興味を持ちそうなユーザーが閲覧するサイトに対して広告掲載を行えば、ユーザーに対して効果的な訴求ができます。また逆に、掲載範囲を広くすることで、まだ商品やサービスを知らない人に向けても訴求できるため、新規顧客獲得を目指して宣伝していくのにも利用可能です。
動画(YouTube)
グーグルアドワーズは、YouTubeへの広告掲載も可能です。YouTubeで掲載できる広告には、「インストリーム動画広告」や「インフィード動画広告」などがあります。
インストリーム動画広告とは、動画の再生前後や動画の途中で再生される動画広告のことです。販売促進や見込み客の獲得、ブランドの認知度アップと様々な活用が見込めます。
インフィード動画広告とは、YouTubeの関連動画の横、YouTube検索結果、YouTubeモバイルのトップページなどに掲載できる動画広告のことです。
広告再生にはユーザーのクリック操作が必要ですが、クリックして動画視聴された場合にのみ広告費が課金されるため、比較的低コストでYouTubeに動画広告を掲載できます。