目次
オーバーレイ広告のメリット
オーバーレイ広告のデメリット
オーバーレイ広告のメリット
オーバーレイ広告には、下記3つのメリットがあります。
● ターゲティングが多彩
● 費用対効果が高い
● 多くのクリックを獲得できる
それぞれ順番に見ていきましょう。
多彩なターゲティング
オーバーレイ広告では、多彩なターゲティングが可能です。デモグラフィックや閲覧傾向を細かくセグメントすることで、見てほしいユーザーにのみ広告を表示することができます。これにより、高いクリック率を実現し、クリックされた後のコンバージョンの可能性を高めることができます。
高い費用対効果
オーバーレイ広告は、多くの企業で広く利用されているわけではありません。リスティング広告のようにオーバーレイ広告を出稿しない企業が大半であるため、広告費が高騰することはありません。コストパフォーマンスが高い広告を探している場合は、オーバーレイ広告を優先的に使いましょう。
高いクリック数
オーバーレイ広告は非常によく目に入ります。そのため、多くのクリック数を得られるというメリットがあります。ただし、クリックを獲得してもコンバージョンに繋がらなければ意味がないので、コンバージョンに繋がらないクリックを排除する工夫が必要です。
オーバーレイ広告のデメリット
ここまで、オーバーレイ広告のメリットを解説してきました。一方で、オーバーレイ広告にはデメリットがあることも事実です。
● ユーザビリティが低下する
● ブロックされると広告を表示できない
それぞれのデメリットを順番に見ていきましょう。
ユーザビリティが低下する
オーバーレイ広告は視認性が高いが故に、ユーザビリティが低下します。ユーザビリティとは、ユーザーの行動のしやすさのことだと捉えれば問題ありません。ユーザビリティが低下してしまうと、下記3つの弊害が生じます。
● ユーザーがWebサイトに対して嫌悪感を抱く
● 企業としての信頼性も損ねてしまう
● コンバージョンに至らない
ユーザビリティの悪いWebサイトは、ユーザーから嫌悪感を抱かれてしまいます。同時に、嫌悪感のあるWebサイトを運営している企業の信頼性も損ねてしまうため、良い側面が何もありません。
また、ユーザビリティが悪い中クリックを無理やり獲得してしまうと、当然ながらコンバージョンにも至りません。信頼性を損ねてクリックを獲得した結果、コンバージョンも獲得できないのは大きなデメリットでしょう。
オーバーレイ広告を出稿する際は、ユーザビリティを損ねずにコンバージョンを獲得できるかが1つの肝となります。
ブロックされると広告を表示できない
オーバーレイ広告は、ブラウザによってはブロックすることも可能です。ユーザーがオーバーレイ広告自体に嫌悪感を抱いている場合、そもそもブロックされていて出稿できない可能性があるということです。
また、Googleは2017年の1月に、モバイルページの閲覧に支障をきたすインタースティシャル広告は、モバイルページのSEO評価を下げると公言しています。中には、過剰なインタースティシャル広告を出稿した結果ペナルティを受けた事例もあるので、SEOにも悪影響を及ぼす可能性があります。
とはいえ、ユーザビリティを損ねないオーバーレイ広告であればSEO評価も落とさないため、いかにこれらを担保して出稿できるかを意識するようにしましょう。