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Webデザイナーに必要なツール3選
Webデザイナーに将来性はある?

Webデザイナーに必要なツール3選

Webデザイナーとして働きたい場合、下記の3つのツールの操作スキルは必須と言えるでしょう。

● Photoshop
● Illustrator
● Canva

いずれもWebデザインの現場で、ほぼ使われているツールです。

それぞれのツールの特徴や主な使用用途について、順番に解説します。

Photoshop

Photoshopは、主に写真や画像素材に対する編集処理を行うソフトです。Photoshopでは画像素材に対して、下記のようなことができます。

● 画像の明るさやコントラストなどの調整
● 画像の必要な部分のみを切り抜く
● 画像の合成
● 画像の傾きの修正

また、簡易的な画像であれば後述するソフトを使用しなくても、Photoshopで制作することが可能です。

Illustrator

Illustratorは、主にイラストを作成するためのソフトであり、可能な操作は下記のとおりです。

● 図形の作成
● 文字のデザイン
● 自由なイラストの作成

また、Illustratorで作る画像は「ベクトル画像」と呼ばれる形式で、「拡大・縮小しても画質が落ちない」という特徴があります。

そのため、Webサイトのロゴやバナー、ヘッダーのデザインなどは、PhotoshopよりもIllustratorで作るほうが適しています。

Canva

Canvaは、ロゴやバナー、アニメーションなどの素材テンプレートが豊富に用意されているグラフィックデザインの無料ツールです。

用意されたテンプレートを柔軟にカスタマイズして、オリジナルの画像・イラスト素材を作成できます。

ただし、PhotoshopやIllustratorのような、数ミリ・数ポイント単位の細かい編集や、グラデーションマスクなどの作成・編集ができないなど、できることに限りがあります。

凝ったデザインではなく、汎用的なデザインをもとに、手早く素材を作成したいときに使えるツールです。

Webデザイナーに将来性はある?

Web人材の増加や、Web作成ツールの登場により、Webデザイナーの数は、需要に対して飽和状態になりつつあります。

しかし、「単にデザインを作成する」だけではなく、マーケティングの観点からWebデザインを作成できたり、企画全体のディレクションを行ったりできるWebデザイナーは少ないのが現状です。

そのため、デザイン以外のスキルを身につけていて、常にトレンドの移り変わりに対応できるWebデザイナーには将来性があると言えるでしょう。