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凶暴な海のギャング3:サメ
凶暴な海のギャング4:オオカミウオ
凶暴な海のギャング3:サメ
サメの特徴
サメにはさまざまな種類が存在します。世界中には500種類を超えるサメが確認されていますが、人を襲う可能性があるサメの種類は全体の10%に留まります。
歯は何度でも生え変わり、1本でも歯が掛けると後ろの歯が前の歯を押し出します。鋭い嗅覚を持ち、遠くからでも獲物や人間の存在を感知します。また前述したシャチが海の中で唯一の天敵だとされている動物です。
海のギャング呼び名の由来
サメといえばジョーズを始めとしたパニックムービーの題材となり、海のギャングと恐れられています。実際の所、サメが人を襲うのは獲物としているアザラシと勘違いして攻撃を仕掛けていると考えられています。いずれにせよ襲われないように近づかない方がよいでしょう。
シャチとの関係性
サメの中でも特にギャングのイメージが強いホオジロザメでさえシャチに捕食されている事例があります。積極的にサメを狩ることはあまりないようですが、ホオジロザメは縄張りをシャチに譲って他の海域に移動している説が有力です。
凶暴な海のギャング4:オオカミウオ
オオカミウオの特徴
オオカミウオは全長約1メートル、冷たい海域の岩礁帯に生息しています。恐ろしい顔と鋭い歯からオオカミウオと呼ばれており、貝や甲殻類を易々と噛み砕き餌にしています。
恐ろしい顔からは想像もできませんが、性格は臆病で大人しい魚です。日本ではあまり利用されませんが海外では貴重な白身魚として流通しています。
海のギャング呼び名の由来
オオカミウオが海のギャングと呼ばれるのは鋭い歯でカニや貝類をすりつぶすように食べる貪欲さからです。恐ろしい顔が特徴的で水族館の観賞魚としてよく飼育されているため、臆病な性格とは逆にオオカミウオは海のギャングとしてよく知られています。