受動喫煙

ここにいう煙草は通常の煙草以外、加熱式煙草も含まれる。

受動喫煙の有害性についてはかなり以前から指摘されているのは周知の事実である。

しかし、喫煙に関するルール運用が地域によってまちまちであること、喫煙者のモラル依存が主体であること、嗜好品とされ禁止薬物でもなく厳しい罰則が無いことから、受動喫煙対策として現実には守られていない施設もまだ多くあるという。

日本人が煙草に寛容だった時代を未だに引きずっている社会通念がこれらの制限を緩い方向に決してしまった。(煙草議員連盟の存在)

最近特に多いと思われるのが、公共の場所での無配慮な喫煙と、自宅において近隣家屋による喫煙から発する受動喫煙である。

外出中はまだ逃げることが可能な場面もあるが、自宅では逃げ場がない。隣家の喫煙に苦情を言うことは難しく、引っ越すが我慢するか、それしか対処法が無いという。

関連して、加熱式煙草の害については東北大学の最近の研究があるので紹介しておこう。

省エネおよび再エネ関連機器類による低周波騒音

■ 家庭設置の機器による事例

具体的製品名は伏せるが、電気温水器、ヒートポンプシステムの動作時に発生する低周波音が、設置家屋ではなく近隣家屋の住人を悩ませる事例が増加している。

設置位置の配慮や、機器自体の遮音構造、動作時刻の設定変更などで、ある程度は被害を防止できる事例もあろうが、低周波の性質上、かなり遠方まで到達し、耳に聞こえずともかなり不快な「ソニック」として人体に受容され、不眠、不定愁訴、原因不明の体調不良を惹起する例が実は増加しているという。

また、ボイラや空調の室外機の不適切な設置による騒音被害もこの類型にあり、機器そのものが発する騒音の規制基準や、設置要領の見直しについて、製造各社、設置を担う販社には今一度考慮を願いたい。(参考:【NPO法人】STOP!低周波音被害)

■ 風力発電施設による事例

再生可能エネルギーとして各地で導入されている風力発電施設が、低周波音の発生源となっている事例がある。

これについてはこちらをご覧いただきたい。

低周波音という風力発電のデメリット

公道に屯し騒ぐ行為

いわゆる「道路族」と呼称される騒擾および屯し行為である。

公道上で子供たちが大騒ぎし遊ぶ行為や、大 人の長時間にわたる大声の井戸端会議を指す。

酷い例では、公道上に器具等を設置しBBQやプール遊び、路上落書き、球技等を行い近隣を騒音で悩ませ、車両の通行を妨害するという。酷い例では、他家敷地への無断侵入、罵声を浴びせる、家屋や自動車等の財物損壊事案も起きているという。

これらの行為、特に騒音に対する直接の法規制は無く、現状では公道を占有する行為の部分に関してのみ道路交通法のみが有効であり、近隣住民を困惑させる原因になっている。

そしてついに「道路族マップ」なるサイトまで登場した。

我慢の限界を超えた被害者がついに加害者になってしまった殺人事件まで起きているので、これは何らかの法規制(公道占有行為と騒擾制限)が多くの現被害者から求められているが、官庁による具体的な制限を行う動向は殆ど見られない。

これに関しては言論プラットフォーム「アゴラ」内の記事をふたつ紹介しておこう。

「道路族」に告ぐ!子供の「道路遊び」が否定されるべき3つの理由

道路遊びや路上ライブなど「道路の不正使用」を擁護する左派の怪

編集部より:この記事は青山翠氏のブログ「湘南に、きれいな青空を返して!」2023年1月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は「湘南に、きれいな青空を返して!」をご覧ください。