まあそれはそれとして。

今回この部分の質問では

・若年女性等支援事業において、公金支出に不当な点があったことが住民監査請求で認められている。厚労省の責任と対応は? ・困難女性支援にかかる有識者会議に当事者たちが選ばれ、自分たちの事業に予算を要望するような場面も見られた。利益相反の可能性もあるが、外形的公正性に問題はないか?

という2点に絞り、総理に答弁を求めました。

後者の有識者会議は「適切に運営されていると承知されている」と、まあいわゆるゼロ回答でしたが、想定の範囲内。

野党からの質問ですぐさま「問題があった」などと認めることはまずありえないものの、しっかりと根拠を示して楔を打ち込んでいけば、任期満了などのタイミングでメンバーが入れ替えてくる可能性があります。

不備を認めさせればベストですが、セカンドベストも見越して引き続き議論を続けます。

前者の公金支出については「2月28日までに東京都が再調査をすると承知している。その再調査結果等を踏まえて対応をしていく」との答弁があり、これは予想より前向きな踏み込んだ答弁です。

「問題ない」と切って捨てず、結果を待ってから「対応する」と総理が明言したわけですから、少なくとも行政課題の一つとして正式にテーブルに上がりました。

ここを起点として、150日間の国会審議の中で様々な角度から議論を続けていきます。

その他にも浅田会長からの質問では、エネルギー政策などで重要な点がいくつか示唆されています。

来週からは衆議院の方で予算委員会が始まり、参議院チームはしばらく準備期間となりますが、しっかりと衆議院のメンバーをバックアップしながら参院での闘いに向けて準備を続けます。

それでは、また明日。