目次
Salesforceを最大限に活用できそうな企業
・企業規模が大きい
・専任担当者を付けることが可能
・データ一元管理のニーズがある
・ランニングコストを確保できる場合
Salesforce導入のメリット
・営業活動の効率化・ノウハウ共有が可能
・格好の教材になる
・顧客満足度の向上が期待できる
・部門内、部門同士で連携・情報共有がしやすい
・社員を適正評価できる機能が生きる
・セキュリティ対応も可能
Salesforceを最大限に活用できそうな企業
Salesforceは、さまざまな機能がそろっていることがわかります。このSalesforceを最大限活用できるであろう企業をご紹介します。
企業規模が大きい
Salesforceは企業規模が大きい場合に特に向いているといえます。Salesforceは社内の一部の人間だけでなく、部署間で広く連携して活用できる特長があるため、その機能を充分に発揮するための環境があれば最適といえます。営業部門やマーケティング部門などの部署がそれぞれ確立されており、さらに連携に課題を感じている場合は有効です。メリットの箇所でもご紹介しますが、Salesforceは複数のツールを部署別に導入し、情報連携するのが得意です。そのため、企業規模が大きく部署連携が意味を成し得る場合には、Salesforceの特長を活かすことができるでしょう。
専任担当者を付けることが可能
Salesforceを利用する企業の人数が大きく、専任の運用担当者を複数人用意することができれば、Salesforceを使いこなすことができます。反対に、人員確保がむずかしい場合には、まずは担当者を確保することが成功の秘訣といえます。
データ一元管理のニーズがある
Salesforceの特徴として、顧客情報や問い合わせ情報、売上予測などのデータを一元管理できるという点があります。データ一元管理のニーズがある場合には、向いているといえます。もちろん、ただデータ管理できるだけのシステムではないため、選定条件の一つとするのをおすすめします。
ランニングコストを確保できる場合
Salesforceに限らず、CRMなどは長期に渡って運用します。そのため、ランニングコストが高くなることがあります。Salesforceは業界でも高価という評判もあるため、コストについては充分に検討し、ある程度、予算が長期的に確保できる企業に適しているといえます。
Salesforce導入のメリット
Salesforceを導入することにより、次のようなメリットが期待できます。
営業活動の効率化・ノウハウ共有が可能
Salesforceは、営業活動を効率化します。営業部門に導入したいSales Cloudは営業活動における各営業担当者の活動プロセスをすべて可視化し、進捗や重要事項を部門内の誰もが一目で把握できるようになります。すると、どのようなパターンが最も効果を出せているのかを知ることができるため、部門内、チーム内で共有して勝ちパターンや営業ノウハウを踏襲することができます。やがて売上、受注率拡大につながるでしょう。
格好の教材になる
Sales Cloudは、営業のノウハウを共有できる特徴をご紹介しましたが、その可視化されたプロセスや勝ちパターンは、格好の新人への教育資料になります。また営業資料などの共有もできるため、資料を準備しなくても新人は自ら学ぶことができる可能性があります。またそれにより、新人教育に対するコスト削減につながるでしょう。
顧客満足度の向上が期待できる
顧客満足度が向上することが期待できます。Salesforceを用いれば、データですべてを管理し、あらゆる顧客の情報を見ながらアプローチできるので、顧客との良好なコミュニケーションを取ることができるでしょう。
部門内、部門同士で連携・情報共有がしやすい
Salesforceは、データによる情報共有が容易です。顧客情報を一元管理し、担当者はもちろん、部門の中の全員の情報共有のほか、部門間でのスムーズな情報共有を実現します。例えば営業部門とマーケティング部門の連携が可能です。
社員を適正評価できる機能が生きる
Salesforceにある目標管理機能や進捗管理機能などを用いることで、適正な評価につながることがあります。また社員の評価にSalesforceでプロセスが見える化したデータを取り入れることができます。
セキュリティ対応も可能
CRMなどを行いながら、心配になるのが顧客情報の情報漏洩です。その点、Salesforceであれば、拡張機能のSalesforce Shieldを導入すれば、セキュリティ強化が実現でき、顧客情報を保護します。