ランニングで筋肉が落ちる理由②
ランニングでは筋肉が鍛えられない
ランニングは、筋肉を鍛えるために行うスポーツではありません。体重を落とすためのダイエットの手段としてはじめる方もいらっしゃれば、健康維持のためにランニングを継続されてらっしゃる方もいます。筋肉を鍛えるためには筋トレを行えばいいわけなので、ランニングを行うことで筋肉は鍛えられません。結果として、筋肉が落ちるということになります。なお、筋肉をつけるための運動は、無酸素運動と呼ばれる運動で、筋肉に強い負荷をかけて行います。この運動を行わないと、筋肉が落ちていってしまいます。
筋肉が落ちると脂肪は燃焼されにくくなる
ところで、体内の脂肪を燃焼させるためには酸素が必要です。酸素を取り込む有酸素運動が脂肪燃焼に大きくはたらくのはそのためです。ただし、脂肪燃焼を効果的に行うためには、筋肉をつけてエネルギーをより多く消費させる必要があります。このため、筋肉が落ちると脂肪は燃焼されにくくなります。したがって、体重を落とすためのダイエットでは、筋肉を減らさないようにすることも大切なのです。
ランニングで筋肉が落ちる理由③
食事制限で体力がなくなる
ランニングをはじめるきっかけのひとつであるダイエット。ランニングと同時に食事制限を行うことで、減量を測るというダイエットの方法を取ってらっしゃる方はたくさんいらっしゃいます。ダイエットとしては有効ではあるものの、食事制限によって体力がなくなることから、筋肉が落ちるということもあり得ます。
ダイエット中の食べ方にも配慮を
体重を落とすためには食事制限=ダイエットが重要です。ただし、極端に食事制限を行っても脂肪が落ちるというわけではありませんので要注意。筋肉をつけるため、良質なたんぱく質を摂り、たんぱく質が分解されて生まれるアミノ酸、ビタミンやミネラルなどもしっかりと摂り、健康を害さないような正しい食べ方が大切です。食べ方としては、まず野菜から摂ることもダイエットのポイントです。こうすることで血糖値が急激に上がるのを予防することができます。