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自助と公助とは
東日本大震災における東京都の動物救護活動
自助と公助とは
![災害に備えるペットと防災について解説!知識・準備・みんなが行っている対策、必要な防災グッズをご紹介](https://cdn.moneytimes.jp/734/466/RHzmIXURahxdWycPVRJDSKTpTvKnvKXN/ae098716-3005-48ea-9ce4-1df293dc770a.jpg)
災害発生時に求められる対応として、自らが自身・財産を守る「自助」、地域の人と人との助け合いである「共助」、そして公的機関による市民の安全確保「公助」があります。
災害発生時、公的な支援が被災地域に十分に行き届くまでには時間がかかります。その際求められるのは、「自助」「共助」であり、これは動物愛護においても同じです。
災害時には、人だけでなく動物も被災します。ペットを守るのは飼い主であることを再認識して、災害が起こったら、まずは自分と身近な人の安全を確保してください。
そしてペットの安全確保が行えるよう、日ごろからの備え(ワクチネーション、クレートトレーニング等のしつけ、必要なフード等の確保、一時預かり先の確保等)をしておきましょう。
東日本大震災における東京都の動物救護活動
都開設避難所での対応
東京都は都内の4施設(東京武道館、味の素スタジアム、東京ビッグサイト、旧グランドプリンスホテル赤坂)に避難所を開設し、被災者が同行避難したペットについても受入れを行いました。 また、ケージやフードなどの配布・貸出しにより飼い主を支援しました。
避難所内の動物飼養場所の確保については、動物を連れていない避難者の方にも配慮し、人の居住空間との距離や動線の隔離に努めました。
福島県における動物救護活動支援
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東京都は環境省及び福島県からの要請を受け、福島県内の警戒区域等における犬猫の保護活動を支援するため、関係職員の派遣を行いました。
≪派遣状況≫
動物保護班 8班26名
※第1陣は、平成23年5月21日から派遣
東日本大震災東京都動物救援センターの設置
平成23年7月25日、社団法人東京都家庭動物愛護協会、公益社団法人東京都獣医師会、公益財団法人日本動物愛護協会、公益社団法人日本動物福祉協会、公益社団法人日本愛玩動物協会で構成される「東日本大震災東京都動物救援本部」が設置されました。
東京都は東京緊急対策2011に基づき、同本部と協定を締結し、都内に避難した被災者の同行動物等について、同本部が救援活動を行う施設として「東日本大震災東京都動物救援センター」を開設しました。(開設期間:平成23年10月11日~平成24年9月末日)
※「東日本大震災東京都動物救援本部」は平成25年9月に活動を終了し、解散しました。
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参考:環境省「ペットの災害対策」
参考:東京都福祉保健局「ペットの防災」