カナディアンカヌーフィッシングの長所

広い船内で充分な装備

【連載】カナディアンカヌーフィッシングの準備は?パドリングから心構えまで解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

シーカヤックやカナディアンカヌーなどで海釣りをするにあたり一番面倒なのが、「一旦戻る」行為です。戻る理由はさまざまですが、手漕ぎ・足漕ぎで沖に出た後「あ、ちょっと忘れ物」などは大変なタイムロスです。ぎりぎりの積載で漕ぎ出すシーカヤックなどでは、狙いの釣魚以上の大きさの魚が掛かった時などはクーラーが間に合わずに車載クーラーまで戻らなければならないこともあります。その点カナディアンカヌーならば何でもかんでも積み込んで釣行ができます。中には簡易トイレまで積み込む方もいるんですよ。タイムロスの少ないのが大きな長所です。

カスタムが簡単

カヌーアウトリガー

【連載】カナディアンカヌーフィッシングの準備は?パドリングから心構えまで解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)
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(画像=『暮らし〜の』より 引用)
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(画像=『暮らし〜の』より 引用)
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(画像=『暮らし〜の』より 引用)
【連載】カナディアンカヌーフィッシングの準備は?パドリングから心構えまで解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

歴史の長いカナディアンカヌーにはさまざまなオプションがあります。メーカーさんから出ている改造キットなども豊富ですし、なにより培われてきたノウハウの多さから、少し調べればいろいろな装備を自作することも難しくありません。大がかりなものなら「アウトリガー」や、小物ならば「ロッドフォルダー」など、カスタムをすることで艇への愛着度がアップするとともに釣果にまで影響して来ます。100均の品物などを使ってカスタムするときなど子供に戻った気がして楽しいものですよ。

カナディアンカヌーフィッシングの短所

とにかく風に弱い

浅い喫水と高く軽い船体のためにカナディアンカヌーは風の影響をモロに受けます。流し釣りなどの時はせっかく見つけた岩礁地帯からどんどん離れて行ったり、アンカーを打っても風が回っている時などはクルクルと旋回させられたり。流し釣りをのんびりしているうちに気が付けば「太平洋独りぼっち」なんてことも無いわけではありません。風に弱いのが最大の短所でしょう。

動きが鈍重

【連載】カナディアンカヌーフィッシングの準備は?パドリングから心構えまで解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

シーカヤックに比べ速度も旋回能力も劣るのがカナディアンカヌーです。のんびりと水に浮かべて使うのが本来の使い方である以上仕方の無いことなのですが、広い面積の底部がすべて水に付いているおかげで安定性は良いのですが、摩擦が大きくどうしても動きが鈍重です。艇底部にキールが無いために直進性も悪く、またラダーが付いていないために旋回能力イコールパドラーの腕になります。初心者がカナディアンカヌーフィッシングをする場合、ある程度の練習が必要ですね。