鏡から離れて見てみる
基本的に試着室は狭く、姿見との距離が近すぎることも、服選びを失敗する原因のひとつ。この状態だとどうしても単品に目が行ってしまいがちなので、少し離れて見てみることをおすすめします。
周囲に迷惑がかからない状況であれば、試着室から一度出てみましょう。靴を履いた状態でコーディネート全体を見ると、試着室内で見た印象とはまた違って見えるはず。
着丈や袖丈、シルエットなどが良く見えるようになるので、より普段の着用イメージが湧きやすくなるはずです。店員にアドバイスを求めてみるのも、有効な手段のひとつですよ。
■ 上手く着こなせるイメージが固まるまでじっくり試着しましょう
「あまり何度も試着するのはお店に迷惑が掛かる」と考える方もいるでしょうが、実際はそこまで気にしていません。むしろ試着が不十分なまま購入して、結局ほとんど着なかった、という方がもったいないなと思いますし、悲しいなとも思います。後から交換を申し出るのも少し気後れするでしょうし、またお店に足を運ぶという手間も掛かってしまいますしね。
せっかくお金を出して買うわけですから、どうせなら一回でも多く、楽しく着てほしいと考えているのは店側も同じ。上手に着こなせるイメージが固まるまで、じっくり時間を掛けて吟味しましょう。
細かいことを書いてきましたが、普段あまり意識していなかった、という方はぜひこれらのコツを試してみてくださいね。
【山口弘剛:筆者プロフィール】
鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育て中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動中。
提供元・おたくま経済新聞
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