タマン釣り(タマンの餌釣り)

タマンの餌釣りの仕掛け

タマン釣り!沖縄に行ったら狙いたいタマン釣り必勝ガイド!釣り場情報も!
出典: https://kurashi-no.jp/I0011411(画像=『暮らし〜の』より 引用)

タマン釣りの仕掛けは図と少し異なり片テンビンの、ぶっこみ釣りの仕掛けになります。道糸はPEの5号を使用し、市販の片テンビンで、オモリとハリスをそれぞれ仕掛けます。オモリは錨型オモリ20~30号を、水深や海流で使い分け、ハリスはナイロンの6号を使用しますが、珊瑚礁帯では図の様にナイロンの16号の、極太ハリスを使用します。タマンはイシダイなどと同様に、頑丈な歯を持っていますので、専用のタマンバリを仕掛けに直結します。沖で釣るマダイや磯のイシダイと同等の「モンスター魚」が釣れる可能性があるので、大掛かりな仕掛けを用意します。 ※後述の釣りの動画でも仕掛けの解説がありますので参考下さい。

タマンの餌釣りのタックル

タマン釣り!沖縄に行ったら狙いたいタマン釣り必勝ガイド!釣り場情報も!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

タマン釣りのタックルは、竿もリールも強力な物が必要になります。40㎝クラスのタマンのタックルなら「磯竿に中型のスピニングリール」でも大丈夫ですが、50㎝を超える大物を狙うとしたら、石鯛竿の様な「ダイワ」で販売しているタマン竿、または石鯛竿を使います。リールも同様に、ダイワからリリースしている6000番のスピニングリール「タマンモンスター」か、同等のサイズの回遊魚用のスピニングリールが必要です。また大型は竿ごと海中にもっていってしまうので、防波堤では竿立てとアンカーが必要で、竿先には鈴とケミホタルを付けます。サーフでも大きな杭を浜に打ち込み、ワイヤーやローブで繋いで竿を守る措置をします。

タマンの餌釣りの釣り方

タマン釣り!沖縄に行ったら狙いたいタマン釣り必勝ガイド!釣り場情報も!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

基本的には大遠投する必要はありませんが、ポイントとなる珊瑚帯付近や、船道のかけあがりが遠い場合は遠投します。沖縄では珊瑚が多く、餌を誘うような動きをするとすぐ根掛かりしてしまうので、ポイントを見極めて直接投入し、あとは待ちの釣りとなる事が多いです。(船道や根掛かりしない所は移動させます)食わせるコツはしっかりとラインテンションを張り、ドラグを緩めて、夜間は鈴と蛍光のケミホタルで竿先を監視し、対応に備えます。アタリは、大きく竿がしなるまで待つのがコツです。ランディングは根に入られない様に、ドラグを戻し、弱ってきたら魚を徐々に浮かせます。この時の為に強力なタックルが必要となります。

タマン釣り(タマンのルアー釣り)

タマンのルアー釣りのタックル

タマン釣り!沖縄に行ったら狙いたいタマン釣り必勝ガイド!釣り場情報も!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

タマンのタックルは悩みどころです。タマン専用のルアーロッドは無く、沖縄の人達はバスロッドやチニングロッドを使用しています。ルアーのアクションを重視したらチニングロッドが最適なのですが、タマンの大物が掛かったら耐え切れず、最悪はロッドが折れてしまいます。ですのでルアーの動き、繊細なアタリを取る事が若干落ちますが、シーバスロッドを使用する事をお勧めします。リールはバランスを考えて、ダイワのソルトスピニングリールの3500番でタックルを揃えます。リーダーは餌釣り仕掛けのハリス同様根ずれを考慮し、ナイロンラインの6号を組みなます。

タマン釣りのルアー(表層系)

タマン釣り!沖縄に行ったら狙いたいタマン釣り必勝ガイド!釣り場情報も!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

ミノーは10㎝以下サイズの物を多用し、「ペンシルベイト」「シンキングペンシル」「フローティングミノー」「シンキングミノー」の4種を用意します。からはナチュラル系、赤金、パール系をチョイスし、ローテーションする事がルアー選びのコツです。

タマン釣りのルアーのアクション(表層系)

タマン釣り!沖縄に行ったら狙いたいタマン釣り必勝ガイド!釣り場情報も!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

タマン狙いのルアーは表層から中層を探るシンキングペンシルやペンシルベイトを先ず使って探ります。活性が高い時はポッパーでもかかりますが、確率的にはペンシルのナチュラルな動きに軍配が上がり、ルアーチョイスがコツです。アクションはトゥイッチやダートで誘います。大きなアクションは必要とせず、竿先を少し叩く位の小さなアクションがコツです。食わせのコツは少し長めのポーズです。これを頻繁に入れる事がヒットへのコツです。タマンのアタリは小さいので、早合せは禁物です。魚が乗るのを感知し大きく合わせる事が、アワセのコツです。

タマン釣りのルアー(低層系)

タマン釣り!沖縄に行ったら狙いたいタマン釣り必勝ガイド!釣り場情報も!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

タマン釣りの中低層を狙うルアーは「シンキングミノー」「バイブレーション」「メタルジグ」「スプーン」「ラバージグ」の4種です。それぞれ長所があり、シンキングミノー、バイブレーションはダートアクションでの波動でアピール度が高く、ジグは広く探れ、スプーンはゆっくり広く探れます。ラバージグは魚が擦れた場合に心強いルアーです。カラーはミノーと同様にナチュラル、赤金、パールが効果的で、天候や時間に合わせてローテーションする事がコツです。

タマン釣りのルアーのアクション(低層系)

タマン釣り!沖縄に行ったら狙いたいタマン釣り必勝ガイド!釣り場情報も!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

表層、中層でアタリが無い時は、ジグ、スプーン、バイブレーションで低層を探ります。大きめなダートアクションでリアクションバイトを誘い、ポーズやフォール少し長めに取りバイトに持ち込む事がコツです。クロダイと同じ様にラバージグ+ワームも効果的で、アタリがあっても食わない時に使う事がコツです。注意する事は、攻める場所は珊瑚が多く底を取れないので、ラバージグのズル引きは不可能です。フックをシングルにするなど根掛かり対策をして、底を取ったら浮かせてルアーアクションする事が根掛かりを躱すコツです。中層以下は地形を確認し、ルアーを使い分けましょう。