GoogleアナリティクスのトラッキングIDの発行方法

ここまで、GoogleアナリティクスのトラッキングIDが必要な理由などを解説してきました。ここからは、トラッキングIDの発行方法を紹介します。

● 「UA-」から始まるトラッキングID
● 「G-」から始まるトラッキングID

それぞれ順番に見ていきましょう。

「UA-」から始まるトラッキングID

従来のユニバーサルアナリティクスを使いたい場合、UA-から始まるトラッキングIDを発行し、設置する必要があります。Googleは2023年にサポートを終了すると発表しているとはいえ、まだまだユニバーサルアナリティクスを使いたい人も多く、UIも分かりやすいです。UA-から始まるトラッキングIDを発行する場合、下記の手順に従いましょう。

● Googleアナリティクスにログイン
● プロパティの作成
● プロパティの詳細オプションを開く
● ユニバーサルアナリティクスをオンにする
● ユニバーサルアナリティクスのみを作成を選択
● 概要を設定する
● トラッキングIDを確認する

上記の手順に沿って進めることで、UA-から始まるトラッキングIDのみを発行することができます。あとは、後述する設置方法に沿って進めましょう。

「G-」から始まるトラッキングID

次に、G-から始まるトラッキングIDの発行方法です。G-から始まるのはGA4であり、2023年にユニバーサルアナリティクスのサポートが終了することを踏まえると、必ず発行を行うべきでしょう。G-から始まるトラッキングIDの発行方法は下記のとおりです。

● Googleアナリティクスにログイン
● プロパティの作成
● 詳細オプションの表示
● ユニバーサルアナリティクスプロパティの作成をオンにする
● Googleアナリティクス4とユニバーサルアナリティクスのプロパティを両方作成
● トラッキングIDを確認する

これにより、G-から始まるトラッキングIDが発行されます。次に解説する設置方法に沿って設置を進めましょう。

GoogleアナリティクスのトラッキングIDの設置方法

先ほどの方法で、GoogleアナリティクスのトラッキングIDを設置するところまで完了しました。ここでは、GoogleアナリティクスのトラッキングIDを設置する方法を紹介します。方法は非常にシンプルで、タグの直前にトラッキングコードを設置するのみです。

タグの直前とは、タグの真上に設置するという理解で問題ありません。直前以外に設置してしまうと、インプレッションの計測漏れなどが発生してしまい、正しく分析することができません。

トラッキングIDを設置すれば、数時間後〜数日後にデータが反映されるようになります。