カーフェリーは、キャンパーにおすすめしたい移動手段です。当記事では、実際にカーフェリーを利用したライター自身の体験を元にメリットから注意点、乗船方法までご紹介します。ポイントを知って、移動手段のひとつとして検討してみてください!
目次
カーフェリーはキャンパーに最適な移動手段
カーフェリーを利用するメリット
車でフェリーに乗るまでの手順
気をつけておきたいポイント
実際に乗船してみた感想!
国内のカーフェリー航路
プランは無限大!こんな楽しみ方ができる
フェリーでキャンプに出かけてみよう!
カーフェリーはキャンパーに最適な移動手段
![カーフェリーでキャンプに出かけてみよう!メリットや魅力をご紹介!](https://cdn.moneytimes.jp/600/450/ISrfWtqIOdjasOZyafcUryVwQobcOpMB/2d7bb6ba-646b-4fc3-8093-932517028641.jpg)
3泊4日の車中泊・キャンプ旅で、最終日に選んだ移動手段カーフェリー。初めて利用しましたが、ソロ・ファミリーキャンパーにとって魅力的な移動手段だと体感しました。当記事では、カーフェリーの魅力や注意点、航路についてご紹介します。キャンプ旅を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
カーフェリーとは?
車と人をまとめて運んでくれる大型フェリーです。海上を航行するため、トラブルがなければ現地までノンストップ。さらに、車と人をまとめて運搬してくれるだけでなく、お風呂やレストランなど船内施設が充実しており、移動中も快適な時間を過ごせます。
手続きも簡単で、事前にネット予約しておけば、カーフェリー乗り場まで行き、車検証の提示などの乗船手続きを済ませて乗り込めば、目的地まで眠っていても到着する移動手段です。
カーフェリーを利用するメリット
1:荷物は車に載せられるだけ!
![カーフェリーでキャンプに出かけてみよう!メリットや魅力をご紹介!](https://cdn.moneytimes.jp/640/401/sjQPtUwNwdCsvZMpENOscEnNdSnyDDhg/c29496d6-1441-4f4c-b0a5-c8f4b6e14dc3.jpg)
キャンパーは、いつも車に荷物をたくさん積み込んで出かけるでしょう。公共交通機関を使ったキャンプでは、バックパックに入れられるだけのギアしか持ち運べず、ミニマムな装備でしか楽しめません。しかし、カーフェリーの場合は、車にいつも通りのキャンプギアを積載して、長距離移動できるのが大きなメリットです。
2:スケジュールを立てやすい
旅のスケジュールを計画しやすいのもメリットです。飛行機であれば保安検査を受ける必要がありますし、新幹線なら乗り換えなど乗り込む前に時間がかかります。しかし、カーフェリーを利用するときに考えなければならないのは乗船時間だけです。
カーフェリーなら出航時間までに乗船場所に行き、受付を済ませて車ごと乗り込めば、ゆったりとくつろぎながら目的地まで向かえます。
3:体力と時間を節約できる
カーフェリーでの移動は、12時間以上かかる場合がほとんどです。しかし、乗船してしまえば勝手に目的地まで運んでくれるので、体力を消耗しません。フェリーのダイヤによっては、夜中に移動して朝に現地到着と設定されていることがあります。今回の旅を例に出して、移動にかかる時間を比較すると
車 | ノンストップで運転して約6時間30分 |
フェリー | 何もしなくても約13時間 |
到着するまでに時間は倍ほどかかりますが、船内でくつろいでいれば目的地に到着しているのは大きなメリットです。
4:リーズナブル
カーフェリーでの移動は、飛行機や新幹線よりも移動にかかる費用を抑えられます。また、自分の車で現地まで訪れられるため、レンタカーを借りる必要もなく、荷物もいつも通りのものを自由に持っていけます。
ここでも今回の旅で往復(兵庫ー北九州)に掛かった移動費用をまとめましたが、ほとんど差がありませんでした。
行き(高速+ガソリン) | 帰り(フェリー乗船料) |
21,317円 | 22,040円 |
5:移動している時間も楽しめる
長い移動時間となりますが、船内設備が充実しているため、楽しみながら移動時間を過ごせます。阪九フェリーの場合、レストランの食事は美味しいものばかりでしたし、デッキから海を眺められるのは貴重な体験です。
また、一番うれしかったのは露天風呂。夜は潮風しか感じられませんが、朝風呂に入ると海を眺めながら贅沢な気分を味わえます。
ほかにも、キッズスペースも設置されているので、小さな子どもがいても退屈せずに済むでしょう。