火曜連載の記事はかなり好き勝手をさせていただいております。それだけに美味しい魚の紹介ができる時はほっといたします。今回はカヌーでサビキ釣りをしてまいりました。ええ、守りの釣りです。カヌーサビキで坊主はまず無いですからね。釣魚は「オーウルメ」。お刺身にしました。
目次
オーウルメって何でしょう?
本日の釣り方(カヌーサビキ)
オーウルメって何でしょう?
南の島では流線型の小型魚を「ウルメ」と呼ぶことが多く、グルクン(タカサゴ)は「ハーウルメ」と呼ばれます。ハーは元はアハで赤を意味します。つまり「赤いウルメ」がグルクンですね。ではオーウルメのオーは何でしょう。実はオーはアオで、オーウルメは「青いウルメ」という意味になります。全国的には「ムロアジ」と呼ばれています。面白いのはウルメイワシで、ただ「ウルメ」で良いと思うのですが、小骨(ニギ)の多さから「ニギウルメ(ニギルメ)」と呼ばれています。
本日の釣り方(カヌーサビキ)
カナディアンカヌー
![【連載】釣って食べるシリーズ!今回のターゲットはオーウルメ!さばけるのか?](https://cdn.moneytimes.jp/600/450/osopuGSvEhGgzTASdTFxaocNXzLSlGGA/d505e8e8-dec1-496d-bd25-412521a1a31f.jpg)
毎週末になると風が吹きなかなか出港できない日が続きましたが、やっとカヌーを出すことができました。夕方から南西の風が吹く予報でしたからアンカーを積んでの出港となりました。なにせカナディアンカヌーは風に弱いので。以前ヤマトベ(イッテンフエダイ)を釣っていた小さな根の真上にカヌーが来るようにアンカーを打って釣り開始。
大物サビキ
![【連載】釣って食べるシリーズ!今回のターゲットはオーウルメ!さばけるのか?](https://cdn.moneytimes.jp/600/800/CxMlgeJnyhYDNCHzJDBHhTNOEXldcTNn/33a04774-75c8-4f94-93f4-c23789ca3110.jpg)
なにが掛かるか分からない南国の海釣り。仕掛けはどんな時も「太仕掛け」になります。まあ「よくこんなでかい針に挑んだな」と感心するくらい小さなスズメダイ(ヒキ)なんかが掛かってガッカリすることもよくありますけれど。
集魚剤入り撒きえさ
![【連載】釣って食べるシリーズ!今回のターゲットはオーウルメ!さばけるのか?](https://cdn.moneytimes.jp/600/800/PEwLbwffClNgOSTdnlajTSLKTtJqfxoX/a4c01c3e-8c11-4186-b80d-e3b7fc37ab36.jpg)
アジ用の集魚剤を混ぜた赤アミをコマセカゴに詰めて沈めます。着底したら大きく1度シャクってしばらく待ちます。集魚剤は使っても使わなくても良いのですが、アミコマセくらいは用意しましょう。何本かのロッドで一気に魚を集める時にはアミのみでも良いのですが、今回はロッド一本での釣行でしたので、集魚効果が見込めない分集魚剤を使いました。