目次
パター上達ドリル2:まっすぐ引く練習
パター上達ドリル3:押し出さない打ち方の練習
パター上達ドリル2:まっすぐ引く練習
振り子をイメージしたパッティングを目指す
柱時計の大きな振り子をイメージしてください。振り子の起点が自分の顎です。顎は一切動かず、左右とも同じふり幅で同じリズムを刻むのがパッティング上達のコツと言えます。家でのパッティングドリルのセカンドステップは方向性のアップです。正確なグリップと正確なスイングを身につけた次のステップだと考えましょう。方向性アップの最大のコツは「まっすぐ引いてまっすぐ打ち出す」こと。コレだけです。
左手とパターをひとつにする
左手を主体としてフォームを組み立てると、右手の無駄な力を抑えることができます。右手が利きすぎると手首のコネに繋がりますので、方向性が定まりません。左手の親指と人差し指の付け根辺りを意識して締めるとパターと一体感を生み出せます。初心者は手首で打たず、肩で振るのが基本です。頭の位置を固定して首の付け根を起点とした振り子打法を身につけましょう。どんなに大きく振っても左手首の角度は変えません。
しっかり握ってクラブと一体になる感覚を掴む
初心者の一番陥りやすいミスは「入れたい」と思うあまりに、利き手を使ってしまうことです。そのミスを防ぐために左手主体のスイングが必要ですが、コツはもうひとつあります。それはしっかりと握ることなのです。あまりにも力を入れるとタッチのフィーリングが感じにくくなりますが、初心者は左手の掌とパターグリップの間に隙間ができないようにしっかりと握りましょう。
家でもできるおすすめのグリップドリル
パターを引いた幅だけ打ち出すという意識を持つことも重要です。おすすめの方法は鏡に向かって素振りを繰り返すことです。自分の体を中心に左右のふり幅を同じにように揃えること。これが初心者にとっては重要です。簡単なようでなかなか難しいものですが、自宅での練習の積み重ねこそが脱初心者の基本だと考えましょう。体の中心にボールを合わせることを身につけるだけで、パターはもっと簡単になるはずです。
パター上達ドリル3:押し出さない打ち方の練習
押すのではなく打つことを意識する
自宅で練習する時に重要なのは、パターヘッドの重みを感じることです。おすすめの方法はカーペットの上で素振りを繰り返すことですが、その時に肩の力を抜いて最下点で重みを実感できるように振ることです。初心者にはふり幅を一定に保つことは難しいので、足を広げる幅を基準にすることをおすすめします。ふり幅をスタンス幅と比例させることで打つ距離を安定させるという簡単な方法です。
手首を使うと曲がりやすい
振り子の要領で振れるように家で練習を重ねても、手首を使ってしまっては距離感は安定しません。手首を使ってしまうクセがつくと、打つ瞬間にコネてしまったりパターのスイートスポットを外してしまう恐れがあるからです。せっかく家練習ができるパターなのですから、しっかりとグリップして両肩とパターグリップの三角形が崩れていないかをチェックすることをおすすめします。