ゴルフを始めたばかりの頃は、ウッドやアイアンのクラブ練習に目が向きがちです。しかしスコアメイクの鍵はパターと言われるほどパッティングは重要です。パターの正しいフォームは反復練習で習得するしかありません。ゴルフ初心者向けにわかりやすく解説していきましょう。
目次
はじめに
パター上達ドリル1:パターグリップの正しい握り方
はじめに
仲間と楽しむゴルフは楽しいものです。しかしスコアが悪いとストレスが溜まるばかりかもしれません。スコアメイクの鍵は豪快なショットと思いがちですが、実はパターにあるのです。3パットをしない簡単なコツを掴み、日々の練習に役立ててください。自宅でもできるパッティング練習の方法をドリル形式で紹介します。早い上達を目指して練習すれば、脱初心者のコツも早く掴めます。
パター上達ドリル1:パターグリップの正しい握り方
自分に合う握り方を見つける
パターグリップの握り方の基本は、逆オーバーラッピングとクローグリップ、そしてクロスハンドグリップの3種類です。どの握り方もトッププロが採用してるポピュラーなものですが、プロはそれぞれ自分なりの工夫をしているようです。しかしそれはプロ選手だからできることですから、まずは基本形をしっかりマスターしましょう。どれを選ぶかはフィーリングで決めてください。初心者におすすめなのはクロスハンドグリップです。
逆オーバーラッピング
タイガー・ウッズや松山英樹なども採用している逆オーバーラッピングの特徴は、フェイスの向きが変わりにくいということです。シャフトの真上にまっすぐ右手の親指をのせることで、ボールを正面から捉えることができます。フェイスの向きが変わりにくいので、打ちだした方向へボールは転がります。但し手首をしっかり固定して手の甲で打つというイメージを持てなければ難しいでしょう。自宅で繰り返し練習する必要があります。
クローグリップ
ちょっと変わった握り方に見えるクローグリップを採用しているトッププロといえば、トミー・フリートウッドやブランデン・グレースでしょう。クローグリップのメリットは、なんといっても右手の無駄な力を封じ込めることができる事です。手首を固定しやすい握り方なのでまっすぐに引くことを意識すれば大きなミスには繋がりません。左手で握り右手の親指と人差し指だけでパターの後ろから支えるような持ち方は自宅練習が必須です。
クロスハンドグリップ
クロスハンドグリップは通常の握り方と上下が逆になるのが特徴です。パターの名手と言われているジョーダン・スピースやアレックス・レノン、多くの女子プロがこのクロスハンドグリップを採用しています。まず左手でヘッドと一直線になるように握り、その左手を右手で下から包むように握ります。それにより胸前の三角形が崩れず、肩を起点としたショルダースイングが簡単にできるようになる、初心者におすすめの方法です。
家でできるゴルフパッティング上達ドリル
ゴルフスイングは打ち出す側を主として組み立てていきます。右利きなら左手ですし、左利きならその逆です。パッティングも同様で、右手で打ちだしてしまうと方向が定まりません。手首を固定しきれていない場合も同じです。右手が利きすぎると、パッティングでダフるという事態も起きかねません。常に左手を意識し、肘を曲げないように振り子のように打つことを心がけましょう。自宅で練習する時も肘を意識してください。
パッティングマットを使わないおすすめの自宅練習方法
正しいゴルフスイングは見ていて美しいものです。それはパッティングにも言えることですから、鏡を見て練習するという方法もおすすめです。ゴルフショップで手に入るパッティングマットを使うのも良いですが、無くても自宅で練習できます。おすすめの方法は全身が映る鏡を準備して自分のパッティングフォームをチェックするという簡単なやり方です。マットの代わりにタオルを敷いても良いでしょう。
ボールを打つだけがゴルフのドリルではない
いくらたくさんの球数を打っても、正しいスイングができていないと意味を成しません。まずは基本的なフォームを身につけることをおすすめします。自宅で簡単にできる一番の練習は素振りです。小さなスペースでも簡単に素振りできるパッティングは自宅での練習にも最適です。やみくもに振るのではなく、鏡を見ながら正確なスイングをしているかチェックするのが上達のコツです。くれぐれも家の床を傷つけないようにしましょう。