目次
寝袋の選び方④季節に合わせた選び方
寝袋の選び方⑤適正気温表示の見方

寝袋の選び方④季節に合わせた選び方

夏の特徴と適正気温の選び方

夏は日中暑いので油断しがちですが、真夏でも寝袋は必ず用意しましょう。キャンプする場所によって夜中や明け方冷えるので注意が必要です。標高の高い場所や木の多い場所、水辺の近い場所は気温が下がることがあります。寒ければしっかりと寝袋に入り、暑ければお腹にかけるなどして使用すれば良いので封筒型シュラフで「夏用」や「適正温度10℃~15℃」と表示されたシュラフがおすすめです。

春秋の特徴と適正気温の選び方

春秋はアウトドアには最適な季節ですが寝袋選びは一番難しい季節です。昼と夜の気温の差が大きく昼間汗をかいていても夜は凍えるほど冷えることもあります。昼間の感覚で寝袋を選ぶのは危険です。「春~秋用」と書かれているシュラフでも場所によっては合わないことがありますのでキャンプ場電話してに夜の気温を確認しましょう。寒さに備えて「冬用」や「適正温度5℃~」と表示された封筒型シュラフがおすすめです。

冬の特徴と適正気温の選び方

冬は言うまでもなく夜は極寒です。冬の寝袋選びを間違えると体調を悪くするだけでなく命に関わることもあります。テントがあっても実際は外で寝ているということを忘れずしっかりとした防寒対策が必要。最低でも適正温度0℃以下、封筒型は顔が冷えて眠れないということもありますので、できればマミー型がおすすめ。これが真冬であれば適正温度5°以下のマミー型シュラフがおすすめです。

寝袋の選び方⑤適正気温表示の見方

気温表示の見方には要注意!

寝袋の選び方を完全ガイド!意外と知らないチェックポイントをご紹介!
(画像=出典:ライター撮影、『暮らし〜の』より引用)

寝袋を選ぶ際に気温の表示などを基準に選ぶと思います。よく見ると寝袋の気温表示には「適正温度」や「限界温度」「快適温度」などいろいろなものがあります。「適正」や「快適」はあくまでメーカーが推奨する気温の目安です。実際は湿度や風、寒がりな人や暑がりな人などが影響します。特に寒い季節での使用を考えている場合は信頼できる基準かどうかはしっかりと確認して寝袋を選ぶことが重要です。

限界温度表示にご用心!

ネット販売の冬用寝袋に多いのですが、「限界温度」または「使用可能温度-15℃」のような表示されている場合があります。限界温度はもうそれ以上は無理という意味なので快適に使えるという意味ではありません。使用可能温度のみを表示している商品はよく見ると限界温度。ということもよくあります。限界温度を基準にするのはおすすめできません。冬は想定気温より5~10℃低い快適温度表示の寝袋でも良いくらいです。

適正温度の目安

寝袋の選び方を完全ガイド!意外と知らないチェックポイントをご紹介!
(画像=出典:ライター撮影、『暮らし〜の』より引用)

ほとんどの寝袋では「快適温度」という表示があります。春夏秋は命に関わるほど冷えることはないのでこの表示を基準に選んでも大丈夫です。夏であれば10℃~15℃、春秋は0℃~10℃が快適温度とされる寝袋がおすすめです。冬は0°以下を基本に考えます。命に関わることもあるので信頼できる基準で選ぶことが重要です。メーカーによっては独自の基準でわかりやすく細かい適正気温を示しているものもあります。