目次
寝袋の選び方②封筒型シュラフの種類
寝袋の選び方③マミー型シュラフの種類
寝袋の選び方②封筒型シュラフの種類
1人用封筒型シュラフ

一般的な封筒型シュラフです。基本的にファスナーを全部開くと1枚の掛け布団の形になります。長方形の形で寝ている時に手足を動かすことができますが、その分隙間ができるので密閉性に欠けるところがあります。春夏秋など比較的暖かい季節であれば、形状の問題は感じずに使用することができます。安価な物が多く初心者や、比較的暖かい気候でのファミリーキャンプをしようとしている人に人気があります。
数人用封筒型シュラフ
横幅のサイズが大きく2~3人用など複数の人が一緒に入れる形状の封筒型シュラフです。1人で寝ることが難しい小さい子供を連れてのキャンプなどファミリーキャンプに人気があります。一緒に寝ることが可能であれば家族分の寝袋を用意するより、軽コストで荷物もコンパクトにすることができます。子供の成長や一緒に寝る人の大きさなども配慮してサイズを選ぶことが大切です。また一緒に寝る人の暑がりと寒がりの違いなども確認しておきましょう。
連結式封筒型シュラフ
開放部のファスナーが専用のシュラフと連結できる封筒型シュラフです。数人用シュラフ同様にファミリーキャンプに使いたい人に人気があります。子供が小さいうちは連結して一緒に寝て、子供が大きくなっら連結せず別々のシュラフとして使用できます。家族の成長や使い方の変化にあわせられる便利な機能です。ただ種類はそれほど多くないのでキャンプギアの統一感を出したり好みのデザインを探すのは難しいかもしれません。
寝袋の選び方③マミー型シュラフの種類
フルオープン式マミー型シュラフ
密閉性を重視したマミー型シュラフですが封筒型のようにファスナーを全部開ければ1枚の布団のようにできるものもあります。この機能は暑い季節に不向きなマミー型のデメリットを解決してくれます。寒い時はしっかりとマミー型で保温し、暑い時は掛け布団として温度調節ができます。ただ真冬や極寒の環境ではファスナーから空気が通り保温性が落ちるという面もありますので、使用環境をしっかり考えて選ぶことが大切です。
頭部封鎖式マミー型シュラフ
頭まで布団があるのがマミー型シュラフの特徴ですが、ファスナーや紐を締めることで顔まですっぽりとミノムシのように閉じることができるものがあります。特に真冬や極寒の環境でキャンプする場合は顔がとても冷えるのでこの機能がとても重要。マミー型としては当たり前のようですが、この機能が付いているものと付いていないものがりますので購入の際は用途に合わせてよく確認することが大切です。
寝心地に配慮したマミー型シュラフ

寒い場所での使用に強いマミー型シュラフですが、その密閉性ゆえに窮屈であるというデメリットもあります。寝ている際の動きを考えて形状や材質に配慮したものがいろいろあります。足元の幅が広く動きやすいものや、足元のファスナーを開くことで足だけを開放することができるものもあります。他にも手足の付いた人型やシュラフの生地が柔軟に伸縮するなど、寝心地に配慮されたマミー型シュラフも増えてきています。