2. ワンタッチ式
ワンタッチ式は、10~12本爪アイゼンに多い装着方式です。かかとの金具で登山靴を固定し、それから紐を結びます。 雪山では、厳しい風雪の中、アイゼンをつける必要があるため、できるだけ簡単に装着できる、ワンタッチ式を使いたいものです。 ただし、このタイプの場合、装着できる登山靴とそうでない登山靴があります。靴の前後に専用のくぼみ(装着用の切れ込み)がある登山靴のみ装着できます。 本格的な雪山に挑戦したいなら、ワンタッチ式のアイゼンを使うことを想定し、登山靴を買う際にも、くぼみが入っているか、よく確認しましょう。
![アイゼンとは?初心者のための「アイゼン」基本知識ガイド!](https://cdn.moneytimes.jp/600/450/efICxkIoWZrtlvLxdKsWnsyJwKHRYcUy/ffb71153-b105-47e1-a061-6cdc9026d87f.jpg)
(画像=『暮らし〜の』より引用)
ワンタッチ式の12本爪アイゼンです。
![アイゼンとは?初心者のための「アイゼン」基本知識ガイド!](https://cdn.moneytimes.jp/600/450/VAYtTnZpEILeEtJQDiQXVQogVNTZFZYZ/9ae44293-b1ac-4688-98d9-8dc0a5c6ca01.jpg)
(画像=『暮らし〜の』より引用)
登山靴前面のくぼみに金具が固定されていることが分かると思います。ワンタッチアイゼンを装着するには、このような靴を選ぶ必要があります。
![アイゼンとは?初心者のための「アイゼン」基本知識ガイド!](https://cdn.moneytimes.jp/600/450/EiZRvEUnwbLDjgBIjMgZVZrYzlZxihdc/792092c3-6fd6-4d68-ab65-e8a947cb6b79.jpg)
(画像=『暮らし〜の』より引用)
靴の後ろ面のくぼみにも、アイゼンが固定されています。ワンタッチアイゼンには、靴に前後ともくぼみが必要になります。
3. セミワンタッチ式
セミワンタッチ式も、10~12本爪アイゼンに多い装着方式です。ワンタッチ式では、登山靴の前後のくぼみに金具を固定しますが、セミワンタッチ式では、靴の後ろのくぼみだけに金具を固定します。 登山靴前側は自由度があるので、ワンタッチ式よりも外れにくいという特徴があります。
セミワンタッチ式のアイゼンです。