目次
クッションの洗濯・種類別の洗い方①
クッションの洗濯・種類別の洗い方②
クッションの洗濯・種類別の洗い方①
木綿のクッションの正しい洗濯方法は

綿は布団の中に入っていたり座布団や半纏など古くから詰め物として活躍している素材でクッションの中にはあまり使われることはありませんが、おなじような天然の綿であるパンヤは市販のヌードクッション(靴ションの中身だけ)には非常にポピュラーな材料のひとつ。このような天然素材の扱い・特に今回のテーマでもある洗濯についてはどのようにしたら良いのか解説します。
木綿は洗濯機NG!手洗いがコツ

天然の綿花やパンヤから取れた綿は洗濯機にかけることはできません。なぜなら湿気を含むと塊になり遠心力で洗う洗濯機では綿が偏ってかたまり、乾いてもふかふかには戻らないからです。このような綿類は必ず手洗いで洗濯するようにしてください。
洗い方注意
天然の綿の洗濯の仕方で注意するのは、ぎゅうっと押さないこと。洗濯機ほどではありませんが、力をかけるとその部分がかたまり元に戻すのが大変。できるだけソフトに、中の汚れをそっと押し出すように洗濯してください。
クッションの洗濯・種類別の洗い方②
スポンジのクッションの正しい洗濯方法は

椅子に置いてその上に座るような座布団タイプのクッションによく使われるのがウレタンフォーム、ウレタンスポンジの素材です。このウレタンフォームは洗濯タグを見ると洗濯マークにすべて☓が付いているのがわかるでしょう。この素材は家で中身を洗うことができないのです。
カバーのみ洗濯・中には洗えるスポンジも

このような素材を使ったクッションの場合は、カバーだけを取り外して洗濯することになります。中までスッキリというわけにはいきませんが、外側がさっぱりすると座り心地も変わってきます。ごくごく稀に洗濯できるウレタンフォームの中身のクッションがありますので、そんな表示があればご家庭の洗濯機で洗うことも可能。
洗い方注意
スポンジが中身のクッションはカバーだけを洗うのがメインでありコツです。このような素材が使われるクッションはお尻の下に敷かれたりかなりハードな使い方を要求されますので、汚れも付きやすくカバーは綿やポリエステルの混紡など頻繁な洗濯にも耐えられる素材がほとんど。洗濯タグを見ながら洗濯機のモード調整をして洗ってください。