酢の効果
お酢には体にも食材にも良い効果があります。ここではその主な効果についてまとめます。1日大さじ1の酢は、3回の食事に分ければ1回につき小さじ1程度で済みます。簡単に無理なく体の調子を調えてくれそうです。
健康効果
お酢には内臓脂肪を減らしたり、高めの血圧を下げる効果があるとされます。血糖値の上昇を緩やかにしたり、カルシウムを吸収しやすくする効果も期待されます。また、糖分と一緒に摂ると疲労回復に効果があるともいわれています。さっぱりしたお酢の味わいは食欲がないときに食べやすくしたり、消化吸収を助ける働きもあるそうです。酢を料理に使うことで料理の味が引き締まるので減塩効果も期待できます。
食材への効果
酢には肉を軟らかくする効果、魚の臭みを取る効果があります。前述の通り、料理に使うと味を引きしめるので、減塩にもつながります。加熱することで酸味が飛び、うまみが残ります。こってりした味をさっぱりさせる効果もあります。あくの強い野菜の色止めに使われるように、食材の色を鮮やかにしてくれます。里芋などのぬめりのある食材を洗うとぬめりが抑えられます。
酢のレシピ①
ピクルス
野菜やキノコなど好きな具材で作る酢漬けです。さっぱりした味わいで箸休めにもなりサラダ代わりにもなります。油を使わない分健康的です。酢の殺菌作用で日持ちもよくなるのでいろんな具材で作っておくと便利です。
材料
好きな野菜やキノコ、果物など(ここではキャベツ2枚と、りんご1/4個を使いました)
■ピクルス液
好みの酢(穀物酢やリンゴ酢など)大さじ5、砂糖大さじ5、塩小さじ1/2
作り方
生で食べられる食材は食べやすい大きさに切ります。キノコなど火を通した方が良いものはさっと火を通します。ピクルス液を合わせたものに入れて冷蔵庫で半日以上置きます。好みでこしょうやハーブ、カレー粉などを入れるとアクセントになります。