チーム連携に必要不可欠な「コミュニケーション」
以上、前編・後編の2回にわたり、近年注目される心理的安全性について、また、心理的安全性を高める具体的な組織やチーム内で効果的なコミュニケーション方法をご紹介してきました。
今の時代、個人の力で完結できることは非常に少なく、いかにして他者を巻き込み、コラボレーションできるかの重要性は高まるばかりです。
組織やチームが持つ目に見えない「空気」がありますが、これは、特に個人タスクよりもチームタスクが増え、チーム連携が必要となっている背景を踏まえた時代の流れだと言えます。
その際、大事になるのが「コミュニケーション」です。今回ご紹介したラポールの原理実践方法などを、ぜひみなさまがビジネスの現場で活用できることを願っております。
<著者プロフィール>
黒澤伶
株式会社ITSUDATSU
代表取締役早稲田大学人間科学部卒。デル株式会社(現:デル・テクノロジーズ株式会社)、株式会社ビズリーチ(現:ビジョナル株式会社)、コーチングファーム取締役を経て、株式会社ITSUDATSUを創業。「ITSUDATSU(非直線的な現象)を再現性の高い世の中にする」という大義の下、要人材を起点とした独自の組織活性方法で累計300以上のプロジェクトを推進。現在、複数社の取締役CHRO(非常勤)を歴任。