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南方アジングではこんなのが釣れます
アジ系のさばき方

南方アジングではこんなのが釣れます

ギンガメアジ

【連載】マアジの居ない地域で堤防アジング!ええ、釣れたから食べます!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

暖流に乗った幼魚が関東地方でも時々見られることもあるギンガメアジは、関東地方では冬を乗り越えられずにほとんどが死滅してしまいます。ですから秋口あたりまでは時合が合えば関東地方でも釣りの対象魚になり得ます。奄美・沖縄あたりですと一年中狙える魚です。今回の個体は堤防からのアジングで、PE0.8号、リーダーナイロン3号に2gのジグヘッドで釣り上げたものです。潮は「中潮」の上げ「7分」、常夜灯が点灯して1時間後のヒットでした。


ガティン(メアジ)

【連載】マアジの居ない地域で堤防アジング!ええ、釣れたから食べます!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

関東地方でも時々漁獲に混じることのある「メアジ」です。血合いが少なく甘い身が特徴で、小型のものは表面がぬるぬるしますが、ここまで大きくなるとほとんどヌメリはありません。奄美・沖縄地方にはマアジは回ってきませんので、アジといえばこのメアジになります。地方名は「ガティン」や「ガッツン」などと呼ばれています。ちなみにこいつは30cmオーバーで、ガティンのなかでは最大級になります。

アジ系のさばき方

さばき方のコツ①「ゼイゴ取り」

【連載】マアジの居ない地域で堤防アジング!ええ、釣れたから食べます!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

大型のアジ系魚のさばき方で案外皆さんが難しいとおっしゃるのが「ゼイゴ」取りです。マアジがどれほど大きくなってもゼイゴが鎧(よろい)のようになることはありません。ところがGT系のギンガメアジなどは「刃が立たない」ほど硬く大きくなります。しかし怖がることはありません。コツさえ分かれば何の抵抗も無くスッと包丁が入って行きます。尻尾側からかなり包丁を寝かせて一番大きな突起の下に刃を当てます。ゆっくりと引きながら力を入れると驚くほど軽く包丁が入って行きますよ。

さばき方のコツ②「内臓取り」

【連載】マアジの居ない地域で堤防アジング!ええ、釣れたから食べます!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

魚をさばく際、肛門から包丁を入れる時にアゴまで包丁を持って行ってしまう方がいますが、ヒレの手前で止めましょう。魚の頭からヒレ沿いに包丁を入れたところで交差するところまで入れておけば充分です。

頭と内臓を同時に外す

【連載】マアジの居ない地域で堤防アジング!ええ、釣れたから食べます!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

魚の両側に切れ目を入れ、真上から魚の首に包丁を入れ骨を断ち切ります。あとは頭と胴体を両手でつかみ二つ折りにすれば、あら簡単、内臓が全部頭側に付いて外れます。胴体はおろし易いですし、頭と内臓の処理もゆっくり簡単にできるコツの一つです。

さばき方のテクニック①「ウロコ取り」

【連載】マアジの居ない地域で堤防アジング!ええ、釣れたから食べます!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

ウロコ取りの道具が写真で確認できますでしょうか。実はこれウロコ取り専門メーカーの「ういるきんそん社製」のものです。と言うのはウソで、ペットボトルのキャップです。アジに限らず小さなウロコの魚はほとんどこれでOK、いや、これが一番良いような気がします。ウロコ飛びも少なく、ハガレも良好ですよ。

さばき方のテクニック②「腹骨取り」

【連載】マアジの居ない地域で堤防アジング!ええ、釣れたから食べます!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

これはアジ類に限らず使えるテクニックです。三枚におろす時に腹骨を包丁で強引に「カリカリカリ」と切断するのが普通だと思いますが、背側と腹側に包丁を入れたら尻尾の方を先に切り離します(普通は最後)。そこで尻尾を持ち上げたらハサミで腹骨をチョッキンします。大型の腹骨の硬い魚に有効な裏ワザです。きれいにさばけますよ。