目次
デフレエギを補修する①「角度調整」
デフレエギを補修する②「浸水防止」

デフレエギを補修する①「角度調整」

三か所の角度を見る

【連載】デフレエギを考える。デフレエギも使い方次第では1軍登録!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

デフレエギで角度調整が必要なのは三か所。先端の「アイ」と腹側の「シンカー」、尻尾の「カンナ」部分です。三か所を真上から見て曲がりがないかを目視します。アイに関しては真っ直ぐに付いている物を探す方が難しいほどたいがい曲がっています。しゃくった時に不自然な動きをすることを防止するためにもここはきちんと見ておきましょう。シンカーは左右の曲りと付け根の倒れ方の角度を見ます。カンナは「背中からのライン」と角度が合っているかの確認をしましょう。

ラジオペンチで微調整

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(画像=『暮らし〜の』より引用)

曲がりを確認したら本体をしっかりと持ってアイの調整からします。この時、ぎゅっと力を入れてはいけません。ゆっくりじわっと曲げましょう。ぎゅっとやると浸水のリスクが高まります。シンカーはあまりにも曲がっている場合は抜いてしまいましょう。無理に真っ直ぐにしても浸水のリスクが大きくなり、逆に使い物にならなくなってしまいます。お湯などで温めてゆっくりと引き抜きます。カンナも同じですが、曲がりがひどい場合はお店に交換を申し出ましょう。

デフレエギを補修する②「浸水防止」

浸水部分の確認

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(画像=『暮らし〜の』より引用)

まずは安価なデフレエギを眺めてみましょう。浸水しそうな場所がすぐに分かりますよね。エギは通常、中は空洞になっています。成型した後で張り合わせたり部品を追加した場所は、目に見えない(見える場合もあり)細かな隙間が開いてしまうことがあります。そこからの浸水に備えましょう。本体に水が入ってしまうとエギはただの棒っ切れになってしまいます。いくらなんでも棒っ切れでは釣りになりませんよね。

瞬間接着剤は必要最低限

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(画像=『暮らし〜の』より引用)

浸水場所は目視しただけでは分かりません。しかし「浸水しそうな場所」は特定できます。浸水は起きてしまってからでは遅いので、必ず購入後すぐに補修します。アイの付け根、シンカーの取り付け部分、カンナのちもと、羽根のある場合は羽根の付け根の部品周りに瞬間接着剤かボンドを塗り付けます。どうも動きがおかしいと思いエギを耳元で振ってみたら「チャポチャポ」、では遅いですからね。