富士山の各ルートとレベルについて

定番の初級レベル吉田ルート

初めての富士山登山入門ガイド!レベル別のおすすめルートや初心者の注意点を解説!
(画像=Photo by milkdoggy、『暮らし〜の』より 引用)

吉田ルートは富士山の北側である山梨県側から登り始めるルートで、富士山に登る半数の方が利用する大人気のルートです。レベルもそこまで高くないため、初級レベルの簡単なルートといえます。また、救護所や公衆トイレなどの施設もあるため、初心者におすすめのルートでもあります。登り始めて約1時間で6合目に到達します。ここからは日陰がほとんどないため、熱中症に注意が必要です。

人気がある初級レベルの須走ルート

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(画像=Photo bydenchu、『暮らし〜の』より 引用)

須走ルートは富士山の5合目から静岡県側の東側から山頂を目指すルートです。吉田ルートと同じく大人気ルートの1つでレベルもそこまで高くありません。このルートの特徴は樹林帯が広がっていることです。そのため、日焼けも最小限といえます。とはいえ、八合目まで来ると日影が少なくなるため、紫外線対策は必要です。また、注意点として道に迷いやすいため登山道を外れないようにしましょう。須走ルートは初級レベルから中級レベルの比較的簡単なルートといえます。

上級者レベルの御殿場ルート

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(画像=Photo by y.ganden、『暮らし〜の』より 引用)

御殿場ルートは静岡県側の富士山南東側から山頂を目指すルートで、傾斜は全体的に緩やかですが、歩く距離が他のルートよりも長いため、体力に自信がある人向けの上級者レベルのルートです。また、休憩所やトイレ、山小屋の数が少ないため、緊急時に対応し辛いというデメリットがあります。登山客も他のルートと比べると少ないため、静かな登山が楽しめますが、上級者レベルのルートのため、初心者には大変なルートです。

初級レベルから中級レベルの富士宮ルート

初めての富士山登山入門ガイド!レベル別のおすすめルートや初心者の注意点を解説!
(画像=Photo by y.ganden、『暮らし〜の』より 引用)

富士宮ルートは富士宮口五合目から山頂を目指すルートです。このルートの特徴は登山道と下山道が同じということです。そのため、道に迷いにくいというメリットがありますが、狭い場所では譲り合いが必要となることもあります。また、最も標高が高い場所から登山を開始できるため、山頂までの距離が短く人気が高いルートでもあります。レベルは初級レベルの簡単なルートといえるでしょう。

初心者におすすめの富士山登山プラン

初心者におすすめの登山プランは山小屋に一泊するプランです。最もレベルが低く簡単にご来光が見られるプランも説明します。また、ルートは最も人気の吉田ルートを登ると仮定して説明していきます。初めて富士山に登るという人はぜひ参考にしてください。

初心者におすすめの宿泊するゆったりプラン

初めての富士山登山入門ガイド!レベル別のおすすめルートや初心者の注意点を解説!
(画像=フリー写真素材ぱくたそ、『暮らし〜の』より 引用)

このプランはご来光は見られませんが、初めて富士山に登るという、初心者の人にはおすすめのプランです。まず、午前中に登山を開始し、夕暮れ前に八合目の山小屋まで歩きます。仮眠をとり次の日の午前中に出発します。昼までに山頂に到着し、夕暮れ前に下山します。このプランは十分に時間的な余裕があるため、最もレベルが低い登り方といえるでしょう。

山小屋に一泊するご来光プラン

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(画像=Photo by june29、『暮らし〜の』より 引用)

山小屋に一泊してご来光を望むプランを紹介します。ご来光を望むためには、夜中に出発するため、暗闇に気を付けなければならない、という注意点があります。まず、お昼前に五合目を出発して、夕方までに山小屋に到着します。深夜0時に出発し午前3時過ぎに山頂に到着します。ご来光は見られなくなりますが、山小屋の出発を朝にしても登頂はできるので、おすすめのプランです。

体力に自信がある人向けの日帰りプラン

初めての富士山登山入門ガイド!レベル別のおすすめルートや初心者の注意点を解説!
(画像=Photo byHans、『暮らし〜の』より 引用)

体力に自信がある人は日帰りもできます。日帰りにおすすめのルートは登山口の標高が高い富士宮ルートです。富士宮ルートの下山までにかかる時間は約10時間なので、早朝に出発すれば日帰りが可能です。しかし、初心者には大変なプランなので、山小屋に一泊するプランをおすすめします。