今回の獲物「オキフエダイ」と「メアジ」
かわいいお顔のオキフエダイ
今回の主役がこちら。オキフエダイと申します。ぷっくりと太って、つぶらな瞳がとても印象的なフエダイです。尻尾が赤黒く、多くのフエダイに見られる縞模様が入っていないのが特徴です。画像のものはウロコを剥がしてしまった後に撮影したものですから体色がはっきりしませんが、釣りたては黄色が鮮やかで黄金色に輝いています。いかにもうまそうな魚ですね。あ、ご存じだとは思いますが、ちなみに魚の場合「頭方面から尻尾方面に流れる縞が縦縞」「背びれから腹側にかけての縞が横縞」になります。
定番のガティン(メアジ)
今回釣れたメアジがこちら。あまりにも小さくてリリースしようとしましたが、残念なことにアジングフックがエラに掛かり血が出てしまいました。捨てるわけにもいかずキープしたものです。画像は三枚おろしにしている途中です。オキフエダイのお刺身に合わせて生食しますが、量的に不足ですので、薬味たっぷりの「なめろう」にしていきます。これ位のメアジでも数が釣れれば唐揚げや南蛮漬けにできるのですが、さすがに一匹では手は掛けられませんね。
今回の釣行
最悪の潮回り
今回の釣行は旧暦の十五夜(10月1日)後の中潮。まだ燦々と月光降り注ぐ深夜1時。潮はとんでもなく引いている。ロッドの振りやすいフェリー桟橋からの釣行なので嫁に「今日はあまり大物は釣らないように」「タモが届かないのでぶっこ抜ける大きさの魚しか認めません」と注意してからの竿出しとなりました。もっとも月明かりのきつい干潮の潮止まりの桟橋で何か釣れるとも思えませんでしたが。
夜間アジング
釣り方は「アジング」と「ジギング」。エギング用のスーパーライトタックルなのでジグは18gまで。私はエギングロッドなので当然イカを攻めましたが、月夜にアオリイカは厳しいのでコブシメ狙い。食い気が無いのでエギングは秒速でヤメ。約2時間アジングワームを投げ続けました。とにかく夜の11時までは船の出入りが多く、どうしても深夜の釣りになってしまうのが悔しいです。