ドイツの抗議行動
ドイツはグループリーグ初戦の日本戦前、集合写真を撮る場面で全選手が口を隠すという変わったジェスチャーを見せた。ドイツを含む欧州の7ヵ国は、キャプテンが「One Love」という文言とハートマークの入った「寛容さ」「多様性」「反差別」を意味する腕章を着けて試合に臨む予定だった。しかし、国際サッカー連盟(FIFA)が政治的なメッセージを禁止するという規定などを理由に、着用した場合は警告処分といった通達を出したことで各国は着用を断念。ドイツの初戦でのジェスチャーは、このFIFAに対する抗議の意思を込めたものと言われ、話題になった。