寒さはつま先からやってくる! スノーブーツは絶対必須

超極寒の北海道ってどんな服装なら大丈夫? 最強の防寒コーデを伝授します【−30度で実践】
(画像=『cazual』より引用)

今回の取材では、北海道幌加内町の朱鞠内湖という湖でワカサギ釣りもしました。ということは凍った湖面でじっとしているわけです。ふつうのブーツでは冷えに勝てません。寒冷地仕様のスノーブーツは絶対に必要です。

もし、真冬の北海道に行くのであれば、スノーブーツは絶対にそろえるべきアイテム!

保温性に優れた機能性ウェアはなくても、最悪、家にある普段の服を重ね着すれば、なんとかなります。ただ、靴は普通のものでは耐えられません。足が冷えてくると体全体が冷えてしまうので、”冷え、ダメ、絶対!”を心がけてください。

今回、選んだのは、スノーブーツの定番SOREL。ブランドサイトを見ると、それぞれブーツがマイナス何度まで耐えられるのか、使用限界温度が示されているので選ぶのもラクちんでした。

靴はSORELのシャイアンレースフルグレイン

超極寒の北海道ってどんな服装なら大丈夫? 最強の防寒コーデを伝授します【−30度で実践】
(画像=『cazual』より引用)

靴に求めるものは、防水性と保温性です。今回選んだ、シャイアンレースフルグレインは防水レザーと中綿入りなので、雪で濡れることを気にせず活動できます。使用限界温度の目安は−32度なので、ちょうどよかったです。

SORELというと−40度も耐えられるカリブーが有名ですが、ふだんの街使いではオーバースペックすぎるということで、街でも気軽に履けそうなデザインに惹かれました。

実際、東京に戻ってから街中でも履きましたが、細みのデニムなどと合わせてもなかなか様になるので使い勝手がいいブーツですね。

超極寒の北海道ってどんな服装なら大丈夫? 最強の防寒コーデを伝授します【−30度で実践】
(画像=朱鞠内湖の圧雪されていないところでは、膝下くらいまで雪に埋まったが、ブーツと防水パンツのおかげで濡れ知らず。、『cazual』より引用)

靴下はスマートウールの極厚ソックスで防寒!

超極寒の北海道ってどんな服装なら大丈夫? 最強の防寒コーデを伝授します【−30度で実践】
(画像=『cazual』より引用)

冷えは足先からということで、靴下も厚手のものを選びました。そこで目をつけたのは「スマートウール」というブランド。

メリノウールのソックスやアンダーウェアを作り続けてきたアメリカのブランドです。

そのなかでもPhDアウトドア ヘビークルーという厚手のものを選びました。

メリノウール特有の自然に縮れた繊維がエアポケットをたくさん作り、ここに空気がたまって断熱材代わりとなるのです。これにより、靴下内の温度を一定に保ってくれるので、夏は涼しく、冬は暖かく足を守ってくれるとか。実際に、ただの厚手の靴下よりもふんわりと足を包まれたような軽やかさがあり、暖かさを感じました。

また、メリノウールの特徴として高い消臭抗菌効果があるので、長時間履き続けてもニオイづらいというのも魅力です。

超極寒の北海道ってどんな服装なら大丈夫? 最強の防寒コーデを伝授します【−30度で実践】
(画像=裏地はこのようのパイル状になっている。つま先、足裏など、非常に生地が厚いのがわかる。、『cazual』より引用)

靴下でいうと、生涯保証(!)付きの「ダーンタフ」と迷ったのですが、色味がスマートウールのほうがシンプルで好みだったので、こちらにしました。