下半身ベースレイヤー 肌をドライに保ち保温する

ベースレイヤーは上半身編と同様、メリノウールのタイツをチョイスしました。

冬の北海道においてタイツは必須だと思います。素肌をぴったりと覆ってくれるだけでも、ずいぶんと体感の寒さは違うもの。

下半身ミドルレイヤー 体から出る熱を保つ

ここは保温を第一に考え、ダウンパンツやフリースパンツ、中綿入りのパンツなどが候補に上がりました。最近はダウンパンツもいろいろなアウトドアブランドから出ていて、ここ2年くらいで一気に商品が増えた気がします。

アイテム選びで、もうひとつ考えたのは水濡れ対策。ダウンは暖かいですが、濡れには弱いというデメリットも。そこで、水濡れに強い化繊の中綿入りパンツにすることにしました。

下半身ミドルレイヤーはシンサレートのパンツ

超極寒の北海道ってどんな服装なら大丈夫? 最強の防寒コーデを伝授します【−30度で実践】
(画像=『cazual』より引用)

暖かくて、水濡れに強い化繊ということで、シンサレートに注目。

シンサレートは、マイクロファイバーのような細い繊維でできた化学繊維、不織布テクノロジーから生まれた高機能中わた素材とのこと。たっぷりと空気を含むので断熱性と保温性に優れていると言われています。

また、吸水率が低く、水分や湿気が多い環境でも断熱性が損なわれないという特徴があり、万が一、濡れても乾きも早いそうです。

雪が降り積もっている北海道は、雪で濡れることも考えられますし、うってつけと言えますね。

今回、僕はチョイスしたのはアウトドアブランドものではなく、ファッションブランド「STILL BY HAND」のシンサレートパンツ。普段でも履きやすいプレーンなデザインがお気に入りです。

下半身アウターレイヤー 外気をシャットアウトする

冬の北海道では、寒さや雪、雨など、外的要素をきちんとシャットアウトすることが防寒の鍵。ここでは防水性を重視して選びました。

活動中は雪の上に座ったり、膝をついたりすることも多いと考えたので、なかのレイヤーを濡らさないことを意識しました。

下半身アウターレイヤーはマウンテンハードウェアの防水パンツ

超極寒の北海道ってどんな服装なら大丈夫? 最強の防寒コーデを伝授します【−30度で実践】
(画像=『cazual』より引用)

今回、チョイスしたのはマウンテンハードウェアのクエーサーライトパンツというアイテム。

ウェストがゴム製で履きやすそうという点と、サイドジッパーが腿上くらいまで開くので、活動中に暑くなってもベンチレーションが使えて便利だと思ったから選びました。

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(画像=『cazual』より引用)

またドライQエリートという生地を使っていて、防水はもちろん透湿性が非常に優れているようです。

ミドルレイヤ−にシンサレートパンツを選んだわけですが、シンサレートの素材は透湿性に若干の不安があったのでアウターレイヤーは透湿性が高いもの選びました。