上半身ミドルレイヤー2 マウンテンハードウェアのインナーダウン

超極寒の北海道ってどんな服装なら大丈夫? 最強の防寒コーデを伝授します【−30度で実践】
(画像=『cazual』より引用)

フリースの上に着て、さらにその上にアウターを着るので、ここのダウンはあまりかさがないものを選びました。マウンテンハードウェアのダウン「ゴーストウィスパラーダウンジャケット」です。

ダウンの暖かさはフィルパワーと呼ばれる数値を目安にしましょう。フィルパワーとは、羽毛のかさ高性を表す単位で、羽毛1オンス(約28グラム)あたりの体積が大きければ大きいほど、良質であると言われています。600フィルくらいから良質のダウンと言われていて、今回のダウンジャケットは800フィル。高品質と言えますね。軽いながらもかさがあるということは、それだけ空気を含むことができるということ。

600〜700は良質、800は高品質、900は超高品質、1000は最高品質と言われています。今後、ダウンを選ぶ際にはこのフィルバワーを見てみてくださいね。

実際このジャケットも200グラムを切っているのに、とっても温かい。東京でフリースとこのダウンを着たら、ちょっと歩くだけでもうっすら汗ばみます。

加えて、このジャケットは撥水ダウンなので、氷点下のアクテビティ−には雪がつきものなので濡れないことも大きなポイントでした。

上半身アウターレイヤー 外気をシャットアウトする

ミドルレイヤーの上に重ねて、いちばん外側に着るのがアウターレイヤーです。上記レイヤリングの基本の3、4に当てはまります。雨、風、雪などから体を守るための、防水性、防風性が大事なポイントです。

寒さ対策で考えるのであれば、外気をシャットアウトして、体近くで温まった空気を逃さずに止めさせなくてはいけません。

ベースやミドルのレイヤーにせっかくあったかい空気があっても、濡れてしまったり、風がビュービューと通り抜けてしまったりすれば、元も子もありませんからね。

アウターでいうと、防水、防風をうたっているジャケットがオススメ。ちなみに、シェルでいうとハードシェルがいいですね。

これも運動量や気象条件などを考えながらセレクトすることが大事です。