上半身ミドルレイヤー 体から出る熱を保つ
ベースレイヤーの上に重ねるのがミドルレイヤー。これも上記レイヤリングの基本の1と2に当てはまります。ミドルレイヤーは、アクティブに活動している最中に着る”行動着”と、休憩中や寒いときに着る”保温着”の2タイプがあります。体の熱をきちんと保つことが主な目的で、フリースやウール、ダウンなど、空気をしっかりため込める素材の服が選ばれることが多いです。
保温性が主な目的ですが、汗をかく量やどのくらい体を動かすのかといった運動量などに応じ、汗や湿気を溜め込まずウェアの外に透過させる通気性や速乾性も重要。水分がウェアにたまってしまうと冷えて体に負担をかけてしまうからです。上記レイヤリングの基本の1の中でも、”発散”の部分が大事になります。
上半身ミドルレイヤー1 HOUDINI(フーディニ)のフリース

(画像=『cazual』より引用)
今回は、ミドルレイヤーを2枚重ねることにしました。
まずベースレイヤーの上に着るのは定番のフリースをチョイス。ブランドはHOUDINI(フーディニ)です。サラッとした質感の表面とふわふわの裏地、けっこう記事も厚めのものをセレクトしました。
「パワーフーディー」というアイテムなのですが、これはPolartec®Power Stretch Proという生地を採用していて、柔らかくて弾力性に富み、とても着心地がいいです。あとストレッチが効いていて、動きにもストレスがありません。着るとわかるんですが、襟が高めで、ジップをあげると首全体にフィットして隙間がない。寒気が入るのを防いでくれます。あとサムホールがついているのも、手を包んでくれて温かいです。