目次
旬の魚の贅沢な食べ方②「味噌汁」
旬の魚の贅沢な食べ方③「白焼き」

旬の魚の贅沢な食べ方②「味噌汁」

一椀一匹の贅沢な食べ方

【連載】釣って食べるシリーズ第15弾!旬の魚を贅沢にいただく!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

ヤマトベ(ヨスジフエダイ)もまた生食で美味しいお魚です。火を通すとふわふわほろほろあまあまになる身は、濃いめの煮付けの味にもよく合います。しかぁし、今回は「贅沢に」使うのがコンセプトですので、あえて「味噌汁」にしちゃいます。魚+魚になるといけないので、出汁は顆粒コブダシを少しだけ使いました。一度沸かしてから冷まし、食事の前にもう一度沸かす「ダブル沸かし製法」で作りました。このひと手間で驚くほどダシが出ますよ。

沁みる美味さ!

【連載】釣って食べるシリーズ第15弾!旬の魚を贅沢にいただく!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

日中のサビキ釣りなどで数釣りできるヤマトベ(ヨスジフエダイ)ですが、アジングで釣れることはまれです。今回一匹目が釣れた時点で「味噌汁案」が浮上しましたので、2匹だけ釣って納竿するよう漁獲調整しました。ええ、あくまでも資源保護のための漁獲量制限です。釣れなかったワケではありません。味噌汁の味は「もう最高!」でした。カサゴの味噌汁が大好きなのですが、出汁はそれ以上に出て、優しく甘く深い味わいでした。

もちろん生の食べ方も

【連載】釣って食べるシリーズ第15弾!旬の魚を贅沢にいただく!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

さすがに二人暮らしの我が家でウブス三匹のフライは多いので、お刺身も作りました。「釣って食べるシリーズ第14弾」の時のウブスは氷締めだけでしたが、今回のウブスは首折り締めでした。結論から言うと「首折り」の方が数段上の美味さでした。前回は脂乗りが悪いこともあってヅケにしましたが、今回のお刺身の方が臭みは少なかったと思います。サバ科のお魚全般に言えることですが、お醤油にはワサビのほかにショウガを少し溶かすとさらに美味しくなりますよ。

旬の魚の贅沢な食べ方③「白焼き」

皮ごと焼いて皮は外す

【連載】釣って食べるシリーズ第15弾!旬の魚を贅沢にいただく!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

「たしか今回の獲物の中に赤い魚があったはずだが料理画像に映っていないじゃないか」と見破った方、さすがです。でも料理しなかったワケではありません。赤い魚は「マツカサ」で、丁寧にお刺身にすればとても美味しい魚なのですが、皮にクセがあるために焼き魚や煮魚では処理が大変です。そこを今回は皮ごと焼いて、焼けた皮を剥いで中の白身だけ食すという超贅沢喰いにしました。味付けは一切無し。素材の旨味を楽しみましょう。

食べたのはこいつ

【連載】釣って食べるシリーズ第15弾!旬の魚を贅沢にいただく!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

皮を丁寧に剥いで(焼くとぶ厚い皮がツルリと剥ける)美しい白身にしたら、指で小骨を抜きながらほぐします。それを猫用小皿にのせたらできあがりです。当家には二頭(あくまでも頭、匹ではない)の猫様がいて、10㎏のわがままボディを持つ「かすり」君がマツカサが大好きなんです。あまり一度に大量に食べさせてもいけないので、一度に半身づつ与えます。この画像はペロリと平らげたあと、おかわりを要求している様子です。誰がやるか!