ギアの調整の注意点
![自転車ギアの調整方法&メンテナンス!ギアチェンジができない時の直し方は?](https://cdn.moneytimes.jp/600/529/KgFsDAlafiLrVjnhgtQizaJLjLRkyGdj/d58a92cb-1021-44d9-a90c-41e6d852e58c.jpg)
(画像=Photo byClker-Free-Vector-Images、『暮らし〜の』より引用)
調整ネジは少し回しただけでも変速に大きく影響します。可動域が変わるのでワイヤーを巻き取る間隔も変わる上、広すぎればチェーンが外れやすくなり、狭すぎれば最大・最小ギアに入らないようになります。
またとても微妙な動きのため目視では動かないように見えるかもしれません。大胆に回すことはせず、90度程度に位置を確認しながら調整するようにしましょう。
調整後は車通りの少ない平坦な道路など、安全な場所できちんとギアチェンジができるか確認しましょう。いざというときにギアを切り替えて強く踏み込もうととしたらチェーンが脱落した、となっては大事故につながりかねません。
調節ネジってややこしい!
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(画像=Photo by Melissa O'Donohue、『暮らし〜の』より引用)
リアディレイラーの「H」は締めると車体側で緩めると外側、「L」は締めると外側で緩めると車体側、さらにフロントディレイラーはリアディレイラーの反対、とてもややこしいですね。
微細な動きでギアの切り替えを制御しているためうっかり回しすぎると直すのが大変です。そこで簡単な覚え方をご紹介します。
ディレイラーの調節ネジは「締めるとスプロケット/チェーンリングの中心に向かって動く」と覚えておきましょう。このように覚えておけばどのディレイラーのどの部分であっても少し考えればどちらに回すべきかわかります。