ずっと乗ってる自転車のギアがうまく入らない!ギアチェンジの不調は汚れやワイヤーの伸びが原因。愛着ある自転車だから自分で調整したい!という方に、不調を低減させる日々の調整や自分でやる変速機の直し方、あると役立つアイテムなどをご紹介します。

目次
自転車のギアがうまく入らない!
一番簡単なギアの不調の直し方

自転車のギアがうまく入らない!

自転車ギアの調整方法&メンテナンス!ギアチェンジができない時の直し方は?
(画像=Photo byfotoblend、『暮らし〜の』より引用)

スポーツバイクに乗っているとギアがうまく入らない、ギアチェンジをするとギチギチ音がするという不具合が出てくるかと思います。スポーツバイクは繊細な乗り物なのでママチャリのようにローメンテナンスで長く乗れるようには作られていません。

直し方を知っていれば大事な場面にあわせてコンディションを調整できますし、出かけた先でのとっさのトラブルにも落ち着いて対応できます。

何より自分の手をかけてメンテナンスをしていると、自分の自転車がもっと好きになれます。ぜひ日常のお手入れや簡単な不調の直し方を知っておきましょう。

一番簡単なギアの不調の直し方

自転車ギアの調整方法&メンテナンス!ギアチェンジができない時の直し方は?
(画像=『暮らし〜の』より引用)

ギアチェンジの不調の直し方で一番簡単なのはリアディレイラー終端のアジャスターボルトでワイヤーの伸びを調整することです。素手でできるので工具も不要です。

ワイヤーは長期間の使用で伸びてくるため、シフターで引き切ることができなくなりローに入らないようになります。

アジャスターボルトを奥側に回すと内側の筒が飛び出てきてアウターケーブルを押し出すことにより、ワイヤーの張りが強くなってローに切り替えやすくなります。

手前に回すとワイヤーが緩みトップに行きやすくなるので、ワイヤーの張り具合を調整しながらギアの切り替えがスムーズにできるポイントを探りましょう。この直し方でも最大、最低ギアまで入らないという場合は、後述の変速機の調整が必要になります。