バックカントリー用スキー板は幅で決める
初心者は「セミファット」
![バックカントリー用スキー板の選び方講座!滑走スキル別のおすすめモデルもご紹介!](https://cdn.moneytimes.jp/600/450/NKToNLZXXzrkJzaKXHZgEIyHDmfiCKpg/d1f6847b-3694-47a4-ae9b-237baf5fd62c.jpg)
(画像=Photo by12019、『暮らし〜の』より 引用)
初心者がバックカントリー用のスキー板の選び方で気を付けるべき最大のポイントは、スキー板の「センター」幅です。
バックカントリースキーの初心者は、スキー板のセンター幅が100ミリメートル前後の「セミファット」がおすすめ。扱いやすさだけではなく、バックカントリースキーのコンディションに対応しやすい点からといわれています。
中級者以上は「ファットスキー」
バックカントリー用スキー板のセンター幅が120ミリメートル(12センチ)を超えるものは「ファットスキー」と呼ばれ、中級者以上におすすめです。セミファットよりも幅広のファットスキーは、″深雪(ディープパウダー)″でこそ力を発揮します。
パウダースノーではスキー板が取られやすいため、バックカントリースキーの初心者にとっては難易度が高いのです。
バックカントリー用スキー板は硬軟も重要
″たわみ″が強いと高速安定性が高まる
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(画像=Photo bymyshoun、『暮らし〜の』より 引用)
バックカントリースキーはスキー板の硬軟、つまり″たわみ″具合も大切なポイントです。スキー板のたわみの強弱は、「フレックス」が強い・弱いと表現しています。
フレックスが強いスキー板は高速でも安定性のある滑走ができますが、やや扱いにくい点も指摘されています。初心者は雪のコンディションをつかみやすいため、上達につながりやすい点が特徴です。
″ねじれ″が強いとエッジを立てやすい
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(画像=Photo byTluke、『暮らし〜の』より 引用)
スキー板は長さがあるため、滑走中に″ねじれ″が生じます。このねじれをバックカントリースキーの用語で「トーション」といい、選び方の大切なポイントなのです。
トーションが強いスキー板はエッジが立ちやすいため、回転しやすくなります。トーションが弱いと安定性に欠き、雪面からずれ易くなってしまうのです。しかしスキー板の長さや形でも変わるため、目安としてチェックしておきましょう。