アングラーには皆、理想の釣り方・スタイルがあると思います。私の場合それがカナディアン・カヌーでの釣りなのですが、最近は天候が不順でなかなか思うような釣行ができません。今回はちょっと強引な船出で目立った釣果はありませんでしたが、カヌーでの釣り方などをレポします。
目次
ちょっと特殊な釣り方「カヌーフィッシング」
今回の釣行
ちょっと特殊な釣り方「カヌーフィッシング」
![【連載】釣っ食べ第19弾!もう我慢ができない!強引な船出の結末やいかに?](https://cdn.moneytimes.jp/600/800/YstYvDpiZEneCZGUkpSDyZExYiCTlRBz/d3263bb8-83aa-4724-ae61-f8718f137a70.jpg)
海でカヌー釣りをする方が増えていますが、普通は「カヤックフィッシング」と言いますよね。それは「シーカヤック」で釣りをするからで、私の場合はあくまでも「カヌーフィッシング」をしています。それは使用艇が「カナディアン・カヌー」だから。もともと北極圏で現地の狩人が使用していた「クローズドデッキ」タイプのカヌーを「カジャック」と呼び、そのことから現在のシーカヤックなどは派生しています。湖上釣りや探検用に設計されたものがカナディアン・カヌーで、これで海釣りをする人はあまりいません。
今回の釣行
大潮の上げ1分
![【連載】釣っ食べ第19弾!もう我慢ができない!強引な船出の結末やいかに?](https://cdn.moneytimes.jp/600/800/pzfsPpUCqobTDgLehUVmJNMGeNNLNzLc/a8d90d2d-c906-4813-935f-fae1e7023d20.jpg)
とにかくカヌーで沖に出たくてどんな潮周りでも行くと決めた代休日。この日を逃すと次のチャンスはまた一週間後になってしまう。奇跡的に朝方吹いていた風が治まり、午後からはほぼ快晴の無風状態になった。午後の無風が長続きしないことは百も承知での出港。多少風が吹いても釣りができるようにアンカーにひと工夫してからパドルを漕ぎ出す。近くに根は無いが、サンゴの塊りが点在している水深約20mのカケアガリに魚探の反応が出たのでアンカーを打っての釣行。
今回の釣果
![【連載】釣っ食べ第19弾!もう我慢ができない!強引な船出の結末やいかに?](https://cdn.moneytimes.jp/600/800/UlfxyixEKmbGrORzLoTAQQrNstAukIUQ/5bfcfcf9-59b4-4014-a950-55d8a54a2478.jpg)
サビキやジギング、オモックなどいろいろな釣り方を試し、いろいろな魚を釣り上げましたが、結局食べられる大きさ・食べられる味のものはこの二匹だけでした。時合いや潮汐を鑑みてある程度は予想していたものの、この結果にはガッカリでした。もしかしたら大きな地球環境の変動などで、我が家の前の海にはオジサンしかいなくなってしまったのかもしれない。などとヘタなホラーより恐ろしいことを考えながらの納竿となりました。尻尾の上に斑点の無い珍しいオジサンであることだけが唯一の収穫でした。