目次
アルコールストーブのデメリット
アルコールストーブの原理
アルコールストーブのデメリット
火力が弱い
![アウトドアにはアルコールストーブ!その魅力と簡単にできる自作方法を解説!](https://cdn.moneytimes.jp/600/399/pnCUkcvAeuUWBDmrInrxFHylkzhLPfiO/ded15baa-b198-4e49-9db5-a613a3b0491a.jpg)
一般的に燃料としてよく使われるガスやガソリンと比較すると、アルコールはどうしても火力の面で一歩劣ります。一般的に500mlのお湯を沸かすのにガスバーナーは約3~4分なのに対してアルコールストーブは約8~10分かかります。そのぶん燃費はいいのですが、強い火力が必要な炒めたり揚げたりといった調理はどうしても苦手になってしまいます。
風に弱い
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外で使うと当然ですがあまり無風という状況はありません。外で使うことを考えて作られているアルコールストーブですが、原理上炎は単に揺れて出てくるだけなので非常に風に弱いです。ちょっとした風でも消されてしまうこともあります。そのため、屋内などの無風状態でない限り必ず風防が必要になってしまいます。鍋を置く五徳も必要になるため、後で五徳と風防をまとめておすすめの商品を紹介します。
火力調節が難しい
![アウトドアにはアルコールストーブ!その魅力と簡単にできる自作方法を解説!](https://cdn.moneytimes.jp/600/450/EoBpgRuULnBWwDUvdoCxuBZrSAWLchyl/5813c7c2-7c2d-400f-9723-4281fd4c50e9.jpg)
アルコールストーブは原理的に火力調節するための仕組みがなく、ガスバーナーなどと比較しても火力の細かい調節が難しいです。基本的には炎が出てくる穴にふたをして弱めるのですが、一つ一つの炎を細くするのではなく出てくる穴の数を減らしているだけになります。ですので、火力を弱めるということは炎の出口を偏らせてしまうということにも繋がってしまいます。
アルコールストーブの原理
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アルコールストーブの原理は非常に簡単です。内部は主室と副室に分かれており、主室に入れたアルコールに着火することで熱せられそれによる上昇気流で勢いよく副室のジェット穴から炎が出てきます。この勢いよく出てくる炎が本燃焼です。ジェット穴の数や直径、角度を調節することで燃焼時間や火力や燃費を調節することが出来ます。最近は特に穴の角度をあえて斜めにすることでトルネードを起こし、より高火力な商品が増えてきています。トルネードにすることで本燃焼までの時間を短くすることもでき効率よく燃やせます。自作もトルネードタイプのものが増えており、そちらも紹介したいと思います。