テント泊に必要な装備・グッズ2:寝袋・マット
マットや寝袋は寝るときに必要
外で一泊するためには標高や気温に合った寝袋が必須です。またキャンプ場は芝生などで比較的柔らかいですが、山は場所によって岩のように硬い場所もあり下に敷くマットも必要です。コンパクトで軽量なものが運搬しやすいことから、デビューしたてのころは高額に思うかもしれませんが、ダウンシュラフがおすすめになります。またマットもウレタン入りのインフレータブルより空気で膨らむエアーマットやロールマットがおすすめグッズですよ。
山小屋でも必要な装備?
山小屋で一泊する場合は不要な装備になります。しかし標高が高い場所にあるとなかなか手入れも難しく寝具がきれいと言い難い場所もあり、インナーシュラフなどを持参する方も多いです。一部の山小屋では寝具を持参すると利用料金を割り引いてくれるという場所もあり必要な装備かは山小屋に問い合わせてみてもいいでしょう。寝具がある山小屋にシュラフを持ち込んでもマナー違反とはならないので安心してくださいね。マットは不要です。
■枕は便利グッズ
詳しくは後述しますが、枕は衣類で代用できます。しかしデビューしたての初心者は、きちんとした枕は寝心地がよくしっかりねむれるので荷物に余裕があるという場合は専用の枕を持っていったほうがいいでしょう。必須の装備ではないため便利グッズとなります。ダウン製品は濡らすとクッション性や保温性がなくなるので注意してくださいね。デビューしたてのころは天気に関わらず防水袋を使うといいでしょう。
テント泊に必要な装備・グッズ3:食事類
登山中の朝食や夕食
普段持っていく行動食以外に必要になのが朝食や夕食です。一泊する登山となるためきちんと用意しておきましょう。また食料以外にもシングルバーナーやクッカーなどの調理器具、お皿などが必要になります。初心者はリストを作っておくと忘れにくくなりますよ。シングルバーナーのガス缶も忘れないようにしてくださいね。キャンプでは便利なカセットボンベ(CB)は山だと気温次第で不安定になります。できるだけOD缶を準備しておきましょう。
OD缶とは
OD缶はアウトドア向けのガス缶です。太くて短い円柱状でクッカーの中に収まりやすくなります。さらにシングルバーナーの台として安定する形のため、登山用のシングルバーナーはバーナー部分を支える脚が不要になり、持ち運びやすくする効果があります。また、充填されているガスも少し異なり寒い場所でもきちんと使えるように一般的なガス(ノルマルブタン)に加えプロパンガスなどの寒さに強いガスが充填されています。
初心者は簡単なもので大丈夫
慣れると登山でもおいしい料理が作れるますが、デビューしたてのころや初心者は無理に手の混んだ料理をしなくても大丈夫です。最低限の準備で作れるものを用意しておきましょう。防災グッズの非常食は初心者でも簡単に作れ準備しやすく、意外とおいしいものが多くおすすめです。