タープのロープの長さを計算する方法を解説します。タープに付属しているロープは長すぎるので、張り方に合わせてロープの長さを調節しましょう。カットせずに長さを調節するアイデアもご紹介。まさに今、テントサイトでロープをカットしようとしているキャンパー必見です。
目次
タープ用ロープの長さを計算する:はじめに
タープ用ロープの長さを簡単な方法で計算する①
タープ用ロープの長さを計算する:はじめに
ガイラインの長さをタープに合わせて準備する
![これで解決!タープ・テントのロープの長さガイド!計算方法をわかりやすく解説!](https://cdn.moneytimes.jp/600/450/ESqAXwCvEIzEdxhzEDnKNLHaLmvfuLIc/e0ad68a5-176f-4b27-a96e-b5c087960e0e.jpg)
タープは張り方次第でテントサイトを快適にできるのが魅力のキャンプ道具です。メインポールとセットになったタープには張り方に適した長さの張り綱(ガイライン)が付属していますが、付属の張り綱が長すぎると適切な長さにカットしたくなります。
また、タープ、メインポール、ロープをバラで買うとロープの長さを計算してカットしなければなりません。張り綱が短すぎたり長すぎたりするとタープの設営に手間取るだけでなく、美しい立ち姿になりませんので、ロープの長さの計算にチャレンジしましょう。
簡単な方法から応用編まで解説
ここではロープの長さを計算して張り綱を作る方法について、簡単な方法から応用的な方法まで解説します。
テントサイトでこの記事をご覧になられているキャンパーさんもいらっしゃるでしょうから、まずはすぐに計算できる方法を紹介し、その後に応用的な計算方法を解説しますね。
また、後半では長すぎる張り綱を調整するロープワークについても触れます。急いでいるキャンパーさんもいらっしゃるでしょうから早速本題!タープ用ポールの長さを計算する方法を会得しましょう。
タープ用ロープの長さを簡単な方法で計算する①
メインポールのガイライン:直角二等辺三角形(1:1:√2)
![これで解決!タープ・テントのロープの長さガイド!計算方法をわかりやすく解説!](https://cdn.moneytimes.jp/600/321/BxSvTWtOPwfXJLLaPhtHQiNfgQAWqzEC/e40b51c0-3c6c-454c-b19a-973ebcd4fa85.jpg)
直角二等辺三角形からタープ用ロープの長さを計算して張り綱を作る
ア:メインポールの長さ、イ:メインポールの石突からペグまでの距離、ウ:斜辺、エ:斜辺×1/2、オ:必要なロープの長さ、※√2=約1.414、端数は四捨五入
まさに今、テントサイトで長すぎるロープをカットして張り綱の長さを調整しようとしているキャンパーさんへ結論!タープ用のロープはメインポールの2倍の長さにカットすれば、張り綱と地面の角度を45°で設営できます。
直角二等辺三角形の辺の比は「1:1:√2」、角度は「45°+45°+90°」。ポールの長さ×√2(1.414)で斜辺(直角と向かい合っている辺)の長さを計算できます。これに斜辺の1/2の長さを加えると、そのポールに適した張り綱を作れます。斜辺×1/2はペグから折り返す長さです。
タープサイドのガイライン
タープのサイドに張るロープも同様です。メインポールを立てた後、タープのサイドを好みの高さに持ち上げ、その高さの2倍の長さでロープをカットすると角度45°で設営できます。
タープの屋根の角度を45°より緩やかにしたい場合は、ロープを長めにカットしましょう。机上で計算するよりも、テントサイトでの感覚を基準に加減したほうが、ロープは正確な長さにカットできます。
ロープの端はライターの火で炙ったりビニールテープを巻き付けたりしてほつれないようにするのがおすすめです。