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学校施設(建物、部屋、食事、学習環境、周辺環境)の実態
フィリピン英語短期留学はおすすめできるか?

学校施設(建物、部屋、食事、学習環境、周辺環境)の実態

建物

今回私が選んだ学校はHowdy。2014年築で新しく清潔でした。学習スペースと宿泊スペースが同一建物の中で移動の必要なく便利でした。

フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)
フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)

ウォーターサーバー(水、お湯)が各階にありこちらも便利です。

フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)

校内はWi-Fi完備(ロビー、サロン、自習室、ダイニング、部屋すべてOK)ですが、回線が不安定でつながりにくくなる場合も。私は個別にレンタルWi-Fiを持参しました。日本人スタッフ(インターン)とLINE上で情報共有や問い合わせもでき便利でした。Howdyはリピーターも多いようです。私が滞在していた時、なんとHowdy留学9回目の人もいました。洗濯は週2回まで料金に含まれています。隣のショッピングモール内のランドリーに出せば約2日で出来上がります。1回に預けられる量に制限はなく、お得です。勉強にも専念しやすいですね。

フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)

学校は24時間体制のセキュリティーで入口に警備スタッフがおり、安全が確保されています。滞在中、危険な感じは受けませんでした。校内は残念ながら禁酒禁煙です。

部屋

生徒収容定員は約140名。部屋は広めですが、白を基調としており、やや刑務所のよう(笑)に感じました。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

部屋の大きさはほぼ均一の造りです。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

トイレには簡易シャワートイレがついています。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

便器の脇についているシルバーのレバーをひねるとショロショロと水が出てきます。かなり原始的な作りですが、日本人にはありがたい。

シャワールームのみでバスタブは無し。シャワーの水圧は弱め。温度調節機能は日本に比べればやはりあまいですね。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

一度お湯のレバーを止めて再度ひねると熱湯が出てきたりすることも。それも前提条件のようで。。。

フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)

こんな張り紙がしてありました。実際にやってみると、シャワーを出し、一旦止めて再びシャワーを出すと確かに熱い湯が出てくるのです。

部屋内には貴重品を入れるロッカーあり。1人~4人ベッド(部屋の大きさは基本同じ)。エアコン完備。枕、シーツはありますが毛布はなく薄い綿のシーツを掛けて寝る。トイレットペーパーは1週間に2個支給されますが、足りない場合はフロントに言えばもらえます。テレビはありません。電気スタンド、ドライヤーも備え付けがあります。

食事

セブ島の語学学校の中では最高水準と思われます。実際生徒の評判も良かったです。日本人シェフが常駐しています。野菜が豊富に食べられ、品数も多い(フィリピン人は野菜をあまり食べず肉中心の食事をする習慣があるようです)。硬水を軟水に変えて料理に使うほどのこだわりです。他の語学学校はフィリピンローカル料理や韓国料理が多く、口に合わないという声も聞きました(土曜に島に行った時、他の学校に行っている人に聞きました)。語学学校で食事が口に合わないと勉強に集中できない為、食事は大きなポイントになりますが、食事面ではHowdyが抜きんでているように思いました。参考までに滞在中、私が食べた全メニューをご紹介しましょう。Howdyで提供されるメニューと食材がどれだけ豊かであるかがおわかりいただけるでしょう。

先ずは朝食から、

フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)
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(画像=『たびこふれ』より引用)
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(画像=『たびこふれ』より引用)
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(画像=『たびこふれ』より引用)
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(画像=『たびこふれ』より引用)

次に昼食です。

フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)
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(画像=『たびこふれ』より引用)

みそ汁がたまに、たぬきそばになることも。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

この時の豚肉のしょうが焼きは美味しかった。。。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

この時は、いわしのフライがサクサクで美味しかった。。。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

この時は、やきとりが少し甘めの味つけでごはんが進むこと進むこと。

毎回ごはんにふりかけをふっているのは個人的好みということで。。。(笑)

朝食と昼食は半分ブッフェとなっており、チョイスできます。

フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)
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(画像=『たびこふれ』より引用)

さて夕食は週替わりで7品から選ぶ単品メニューです(つまり毎日違うものを食べられるということです)。Howdyでは朝食、昼食はプランに組み込まれており、夕食は別料金ですが、寮内で食べることもできます。

さて私が滞在した時の夕食のメニューはこちらでした。

フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)

大体670円~820円くらいでしょうか。それでは3/8の週の夕食全メニューをご紹介しましょう。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

サーモンとマンゴーのサラダ定食。サーモンが半レア状態でジューシー。肉厚です。さすが一番高いメニュー。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

麻婆豆腐定食が他の生徒さんから一番人気でした。日本で食べるのとほぼ同じで安心する味です。さほど辛くはありません。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

カツ丼。個人的には玉子がもう少し半熟なのが好みなのですが、海外では火をしっかり通さないと。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

チキンドリア。見たまんまの味。フィリピンでは鶏肉がポピュラーでリーズナブルなので大きい鶏肉がゴロゴロ入っていました。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

蟹のトマトソースパスタ。パスタはさすがにアルデンテは望めません。ややクタクタでぼんやりした味でした。

フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)

この明太クリームパスタは意外に(失礼!)美味しかった。ねっとりして濃厚な味のクリームソースに明太がエッジを効かせています。

フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)

期待していなかったのですが、こちらも充分美味しかった肉うどん。これだけしか出てこないので夕食のボリューム的には男性には物足りませんが、味はなかなかイケてました。

夕食はどれもオーダーが入ってから調理に入りますので、出来立てを食べられます。

正直海外で「このレベルの日本食を食べられるとは・・・」驚きの水準です。品数も多く普段より野菜をたくさん摂ることが出来たくらいです。

ちなみに私個人の夕食ベスト3は①サーモンとマンゴーのサラダ②麻婆豆腐定食③明太クリームパスタでした。

Howdy寮の食堂はこちらです。

フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)

食事の時間帯は、朝食:7:00~8:30、昼食:12:30~13:30、夕食:17:30~21:30(オーダーストップ20:30)です。

談笑する生徒さんたち。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

どうですか、いいでしょう?語学学校の寮の食堂というよりはおしゃれなカフェテリアという感じです。ここでお酒が飲めないのがつらい(笑)

生徒さん同志はかなり仲良くなりますね。同じ方向と意思を持って勉強しているからでしょうか。年代層は中学高校生から60代以上のシニアまで幅広いのもHowdyの特徴のようです。一人で参加されている方も多かったです。

学習環境

先生の英語レベルには正直バラつきがあります。年代的には20代前半が多く、4年生大学の教育学部卒が多いらしい。マネージャーが全体の管理をしており、しっかり統制されている印象を受けました。全教師を集めてミーティングも頻繁にやっているようです。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

先生を集めたミーティング風景。学校の方針、最新情報が共有されています。学校内には24時間利用可能な自習室もあります。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

セブでの英語留学はマンツーマン授業が一般的です。マンツーマンのキュービック(ブース)はこんな感じです。

フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)
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(画像=『たびこふれ』より引用)

マンツーマンレッスンが中心ですが、グループレッスンもあります。私の参加したコースは1日7コマでマンツーマン5コマ、グループレッスン2コマでした。グループレッスンは1対6。私が居た期間は生徒数が少なく1対4でした。実は私、始める前はグループレッスンが正直憂鬱だった。参加者のレベルも違うだろうし、恥ずかしいしな、と。すべてマンツーマンレッスンならよかったのにと。しかし結果的にはマンツーマン5コマの間にグループレッスンが入ったことでメリハリがつき、他の生徒さんとも関係が出来、予想より随分楽しめました。グループレッスンの進め方は先生によって変わりますが、ゲームをしたり、あるテーマについてディスカッションしたりします。グループレッスンが含まれたコースの方をお薦めします。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

留学レッスンの具体的スケジュール

私は8日間のツアーに参加しました。スケジュールは次のようなものでした。
●初日:マクタンセブ空港に到着したらスタッフの出迎えがあり車で学校に送迎してくれます(約20分)

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(画像=『たびこふれ』より引用)

学校に着いたら日本人スタッフによる簡単な説明を受け、夕食を摂って、初日は終了です。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

●2日目はガイダンスデーです。学校のスタッフ紹介、必要書類受け渡し、写真撮影。オリエンテーション実力テスト。隣のショッピングモールも案内してくれます(両替所、スーパー、ランドリー、フードコーナー)。

フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)

スーパーマーケット「SAVE MORE」営業時間は9時~21時です。入口では手荷物検査があります。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

日本の100均コーナーもありました。75ペソ(約180円)ですので少々高めですが。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

スーパー内に両替所があります。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

両替所は時間帯によっては並ぶようです。フィリピンの人たちはせかせかしていないので忙しくてもゆったりしているんですね。ちなみに敷地外ですが、歩いて5分くらいのところにセブンイレブンがあります。当然ですが、日本のセブンで売っているものとは品揃えが違いおにぎりもおでんも売ってません。

フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)
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現地通貨に替えたい時、両替する以外にもATMでVISAなどクレジットカードからキャッシングするという方法もあります。Insular SquareにはATMが数台ありますが、銀行併設のATMから出金する(営業時間内に)ことを薦められます。なぜでしょうか?それはクレジットカードがATMから出てこないことがあるからです。さすが外国(笑)
昼食後、車で5分ほどの、中規模ショッピングモール(Pacific Mall)へ案内。学校隣のInsular Squareより大きい規模ですが、売っているものは似たようなものです。2日目はこうして4時頃終了。まだレッスンは始まりません。2日目あたりが精神的に一番きつかったかもしれません。環境にも慣れていませんし、レッスンが始まっていない不安もありましたし。

●3~6日目:
いよいよレッスン開始です。午前中4コマ(マンツーマン3コマ、グループレッスン1コマ)、午後3コマ(マンツーマン2コマ、グループレッスン1コマ)、1コマは50分。レッスン終了16:20.その後はフリー。

フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)

こんなに景色の良いキュービック(ブース)もありました。思わず会話が弾みましたね(笑)

フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy
(画像=『たびこふれ』より引用)
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宿題はあるの?

これは先生によって違うようですが、私の先生は、毎日英語で日記を書くことが宿題でした。それを見せて先生がコメントを書いて戻してくれるという交換日記のような(笑)。学習に関しての不安、要望など生徒の気持ちが分かるので良いと思いました。

ちなみに7コマともすべて別の先生です。これもメリハリがついて良かったです。(基本的には1週間ごとに担当教師は変わるようです)

●7日目:土日はレッスン休みです。土曜日、近くの離島へアイランドピクニックツアーがツアーもありますので息抜きも出来ます。英語の勉強が主目的ですが、やはりこういう気晴らしも大切ですよね~。

フィリピン英語短期留学はおすすめできるか?

短期(1~2週間)の留学では、自分が中学高校でどれだけ英語を勉強していたかが鍵となると感じました。新たに英語力が伸びるというよりは元々持っていた英語力を引き出した、という感覚です。そして日常会話レベルなら多くの日本人が中学で習ったレベルで通用すると思います。