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フィリピンの英語学校のメリット・デメリット
日本人の英語の弱点
フィリピンの英語学校のメリット・デメリット
フィリピン英語学校のメリットはマンツーマン形式のレッスンが多いことです。その為、個人のレベルに合わせた学習が出来ます。そして欧米系の学校に比べて廉価に学べること、このふたつがフィリピン留学の最大のアドバンテージと言えるでしょう。フィリピンという国が日本から4時間強の位置にあり、交通費、時差ともに欧米に比べて負担(精神的金銭的)が少ないというのはかなり大きなメリットです。
一方、フィリピン人の90%が英語を話すほど国として英語がポピュラーですが、やはりアメリカやイギリスなどネイティブに比べれば発音に独特の訛(なまり)があったり、英語力が同一ではないことはマイナス面と言えます。しかし逆にネイティブの英語は速すぎて聞き取れないという人には受け入れやすい英語とも言えるでしょう。フィリピンの人たちは人懐っこくフレンドリーです。フィリピンでの英語学習は総じて日本人に向いていると思います。私が体験した学校Howdyでは生徒一人に一人のアドバイザー教師がついてくれますので、勉強のことだけでなく幅広い範囲で相談にのってくれます。これはとても心強かったです。

日本人の英語の弱点
日本人は(私の時代は)中学から6年間、更に大学を含めると約10年間、英語を勉強しています。文法、語彙、ボキャブラリーについては日本の英語教育はかなりレベルが高いと思います。しかし日本の英語教育は"試験向けの勉強"がメインとなっています。暗記、理解、正誤判断など減点思考が多くの日本人の英語(英会話)嫌い、苦手意識を生んでいるのではないかと思います。
言語は相手と意志疎通を図るツールです。学問ではありません。正解はひとつではない、いくつもいろいろな言い方がある。意図が伝わるかどうかが会話の第一歩なのですが、この捉え方の違いが英語が喋れる日本人が少ない原因のひとつではないでしょうか。