目次
手入れと同時に確認したいポイント
手入れした登山靴の保管方法

手入れと同時に確認したいポイント

使用後のメンテナンスは、壊れた部分がないかどうか確認をするのも重要です。どんな点に注目をすれば良いのか、基本を紹介するので参考にしてください。

タン

これで長持ち!登山靴のお手入れ方法を徹底ガイド!使用後の正しい洗い方はコレ!
(画像=Photo byTabeajaichhalt、『暮らし〜の』より引用)

足首の部分にあるタンは、登山靴の中でも汚れがつきやすいと言われています。また、内部に入っているパッドが劣化すると耐久性が落ちるため、触って確認しておきましょう。

靴紐

擦り切れている部分がたくさんあると、登山中に突然靴紐が切れるトラブルが起きやすくなります。手入れの際には、靴紐も全体的に確認してください。また汚れがついたままだと伸縮性が失われ、破損する原因になるため注意が必要です。

ミッドソール

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(画像=Photo byMichaelGaida、『暮らし〜の』より引用)

靴底を曲げた時に、ひび割れが起きないか確認してください。長く愛用している靴ほど劣化が進み、使っている途中にソールが剥がれる可能性があります。もしひび割れが起きているなら修繕を行い、安全な状態を保ちましょう。

アウトソール

アウトソールのかかとや爪先の部分は、すり減りやすいので注意が必要です。すり減りが広がると滑りやすくなり、登山中のアクシデントにつながります。もしすり減っている場合は、アウトソールを貼り替えるのがおすすめです。

手入れした登山靴の保管方法

正しい方法でメンテナンスを行った登山靴は、保管方法も重要なポイントです。保管方法が間違っていると、せっかくきれいにしても無駄になる可能性があります。どのような方法で保管すると良いのか、学んでおきましょう。

風通しの良い場所で保管する

これで長持ち!登山靴のお手入れ方法を徹底ガイド!使用後の正しい洗い方はコレ!
(画像=Photo byAlexas_Fotos、『暮らし〜の』より引用)

なるべく風通しの良い場所に保管するのがおすすめです。湿気の多い場所に置いていると、ゴムの部分などにカビが生える原因になります。特に合成皮革はカビが生えやすいことがあるので、風通しの良さを重視してください。

また箱に入れて保管をするのはおすすめできません。箱に入れることで湿気が溜まりやすくなり、知らないうちにカビが生える可能性があります。

直射日光や高温も避けて

風通しが良いからといって、直射日光が当たる場所に置くのはNGです。紫外線によって登山靴が劣化しやすくなります。またトランクや物置の中など、高温になりやすい場所も劣化を引き寄せるので気をつけましょう。湿気が少なく、安定した気温を保てる場所を選んで保管してください。

ニオイ対策を行う

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(画像=フリー写真素材ぱくたそ、『暮らし〜の』より引用)

保管の際には、ニオイ対策をしておくのがおすすめです。使用直後は特に気にならなかったとしても、時間が経過するごとにニオイが鼻につくようになる場合があります。

抗菌抗臭スプレーを吹きかけてから保管しておけば、ニオイだけでなくカビ菌が付着するのも防げるので一石二鳥です。ニオイが出始める前に、適切な道具を使って早めに対策しておきましょう。