香りのある種類もおすすめ
香りのある木も人気
薪としてはあまり出回らない種類ですが、特有の香りがあるため密かに人気のある樹種も豊富です。香りのある木は燻製の材料としても利用されるものが多く、燻製を作ったり食べるのが好きという方には下記の樹種は向いているでしょう。
桜とりんご
どちらもバラ科の木でスモークチップやスモークウッドとして活用されます。桜は燃え出すとすぐに特有の香りが漂い、針葉樹と比べると広葉樹のため火持ちするところも便利です。ただし、ナラやカシと比べると火持ちは劣るとされており香りを楽しみたい時におすすめです。
りんごも同様に香りを楽しみたい時におすすめの木となり桜と比べるとほのかに香ります。また、火力が高いためBBQや焚き火、薪ストーブにもおすすめです。
ヒノキ
ヒノキは檜(ヒノキ)風呂で有名な特有の香りがする種類となり、薪にしても特有の香りはきちんとあります。リラックス効果もあるためサイトに置いておくだけでも癒やされます。薪の分類としては、針葉樹のため火持ちはよくありません。そのためメインで使うのではなく、ワンポイントや火起こしの時に使うといいでしょう。
薪は選び方と組み方も大切
薪の選び方とは
薪は乾いていない火に燃やしときに内部の水分が水蒸気となり爆ぜる原因になり危険です。そのため、よく乾いている薪を選ぶことが非常に重要です。よく乾いている薪は水分量が減るため軽いものが多くなります。また、断面には細かなヒビが入っていたり、叩いた時に高い音がする特徴があるため薪選びの参考にしてください。
前述した広葉樹と針葉樹の違いと合わせて使い方に応じた薪を選んでください。
空気の通り道を意識した組み方が大切
薪には種類がありそれぞれ燃えやすかったり、火持ちがよかったりしますが薪の組み方が悪いと持ち味を引き出せません。組み方が悪いと空気の流れが悪いため燃え残りが増えやすかったり、燃え残りによりさらに空気が通りづらくなりますます燃えにくくなる可能性があります。
薪をきれいに燃やすには、立体的に薪を組んでいき空気を取り込みながら燃えるようにしましょう。