今回はさまざまな焚き火に必須のアイテム「薪」の種類を紹介します。薪は種類により着火のしやすさ、燃え尽きるまでの時間、臭いや香りなどが大きく異なります。そのため、枚の種類の違いは重要な要素になります。焚き火台と同様に薪にもこだわってみてください。

目次
冬キャンプは焚き火がおもいっきり楽しめる
薪の大まかな種類は2つ

冬キャンプは焚き火がおもいっきり楽しめる

焚き火は暖房にもなる

【キャンプノウハウ】薪の種類・特徴を徹底解説!用途別に合った選び方のポイントも!
(画像=Photo bySupremeRyan、『暮らし〜の』より引用)

冬キャンプは気温が低いため汗をかくことが少なく、不快感がない状態で焚き火を長時間楽しめる絶好の機会です。また、冬キャンプでは焚き火が暖房の役割をしてくれるため非常に重要なアクティビティとなります。

そのため料理しやすかったり、二次燃焼して燃えカスが少なくよく燃えたりするなどのさまざまな特徴を持つ焚き火台が発売されています。このように違いが大きいため、こだわりを持って焚き火台を選んでいる方も多いでしょう。


薪にもこだわるとより楽しめる

焚き火をするには薪を使用しますが、薪の種類(樹種)により火持ちが長くなったり火起こしがやりやすくなど差ができます。また、薪の種類により香りも異なってきます。焚き火台をこだわって選ぶように、薪も使い方に応じた適切な種類を選ぶことで焚き火がやりやすくなったり、より楽しめるようになるでしょう。

今回紹介する薪の種類はほんの一部にしか過ぎませんが、代表的な種類となるため薪選びの参考にしてください。

薪の大まかな種類は2つ

1:火持ちがいい広葉樹

【キャンプノウハウ】薪の種類・特徴を徹底解説!用途別に合った選び方のポイントも!
(画像=Photo byclaude05alleva、『暮らし〜の』より引用)

広葉樹は葉が楕円形になっていたり丸かったりする木です。秋から冬にかけて落葉するものが多くさまざまな樹種があります。そのため、広葉樹の薪は種類が豊富にあります。また、価格面では後述する針葉樹より2~3割ほど少し高くなりますが、火持ちがいい点を考えると大きな差は少ないと言えるでしょう。

火持ちがいいということは、ゆっくり燃えることを意味することから冬キャンプのように長い時間焚き火をしたい時に向いている薪です。

2:火起こしがしやすい針葉樹

【キャンプノウハウ】薪の種類・特徴を徹底解説!用途別に合った選び方のポイントも!
(画像=Photo byzdenet、『暮らし〜の』より引用)

針葉樹は葉の形が針のように尖っている木で常緑樹が多い樹種です。秋や冬になっても枯れ葉が大量に落ちることは少な性質がります。木質も広葉樹と大きく異なり密度が低いため柔らかいため、バトニングや薪割りがしやすいでしょう。

また、針葉樹には油分が多いため高い火力を発揮して燃えやすいことから火起こししやすい特徴があります。さらに、広葉樹よりも少し安い価格で販売されています。

特徴ごとのポイント


長く焚き火を楽しみたい方は広葉樹がおすすめとなり、反対に火起こしやBBQをする際など火力が火強なシーンでは針葉樹がおすすめです。また、広葉樹はカタ薪と呼ばれ、針葉樹はバタ薪と呼ばれることもあるため注意しましょう。